鬼が城作戦03
鬼が城を出ると、次は花窟神社に行く予定だったのだが、
時間がおしていて無理そうなので、飛ばすことにした。
ここからまた山道でガソリンスタンドが絶望的なので、
いまのうちに何とか見つけたスタンドで給油しておく。
セルフじゃないので、1人1L前後の少量給油にもかかわらず、
一人一人給油してもらうという時間のかかる作業になってしまった。
スタンドの方には申し訳なかったな、でも仕方がない。
ここから帰着まで130kmほど、あとは予備ガソリンでなんとかすれば最後まで走れるだろう。
山道に入っていき、十津川方面へ北上していく。
道はいいのだが、帰路もやはり休憩スペースがない。
時間も押しているので、長時間ぶっ続け走行となり、
疲れ切ったところで
道の駅 十津川郷に到着した。
こんにゃくの神はまだ現役でバリバリ売っていた(笑)
ゆず入りを買って食べる、うまい!
そして熱い!
ホフホフ言いながら食べて、次はプレーンこんにゃく も行こうかと思ったが、
前来た時にはなかった(と思う)煮タマゴがあったのでそちらを試すことにした。
そしたらこちらもウマい。
体が冷えて腹が減っていたので、最後までおいしくいただけた。
ここまで休憩少なめで走ってきたのだが、予測より進行速度は遅く、
集結地までの距離を考えると、
次の黒滝のこんにゃく店が閉まる18:00までに帰着することは不可能なようだった。
そこで、もう十津川のこんにゃくを食べれたことですし、
黒滝こんにゃくはあきらめ、時間は気にせずのんびり行くことにした。
走り出してしばらくすると、後続が道脇に停まったようだ。
何だろうと、引き返してみると
トラブル発生!
まつきちさん機体の後輪、空気が抜けているらしい。
念のため、タイヤを調べていくと
奈良(三重?)のお土産、金属片がブッ刺さっていた。
パンクやね~
このまま空気入れつつ走るのも不安なので、修理してしまうことにする。
修理完了。
いつから金属片が刺さっていたのかわからないが、
速度が遅かったのは後輪空気圧が低かったためだったようだ。
各車、自機体の調子を気にしつつ、進行していくと、
道の駅大塔に着くころには
もう真っ暗!?
になってしまった。
最後の休憩をして、さあこれからラストラン!と思っていると、
一台の軽自動車が道の駅に入って来て、クラクション ブブーーーーー ブーーーーー
そして窓を開けたまま誰にというわけではなく
「おらー ○×△△…!! だから ○△△いうとるや×…!!!!!」
なんかしらんがケンカ?悪態?
叫んでいる。
車内でケンカでもしとるんかいな?
と思ったが、どうも車内には一人しかいないような…
その後も道の駅をゆっくり回ってクラクションぶーぶーならしまくって、叫びまわり、
ゆっくり駐車場からでて、道の待避所あたりで停車した。
なにやってんだ~?
キ○ガイか?
後ろから追いかけられたりぶつけられたりしたら危ないので、
しばらく待つことにし、その間に予備ガソリンを入れたりなどしてラストランに備えることにした。
しかし、準備が整ったにもかかわらずキチ○イ車は待避所に停車したまま動かない。
時間も遅く、いつまでも待っているわけにもいかないので出発することにした。
幸いにも○チガイ車は我々を追いかけることもなく停車したままだった。
なんだったんだ?
国道を北上して、途中から県道49号線へ入る。
入ったとたん、、、
真っ暗!!!!!!!!!!
国道と違って山越えの県道には街灯など全くなく、民家も全然ない。
山中の真っ暗道をロードパルの6Vヘッドライトのみで進む。コワイ!
次の曲がる方向が良く見えず、スマホナビの道の形状まで参考にしつつ低速で進んでいった。
途中、突然現れた滝が明かりに照らし出され、すごくきれいだった、
そして、脇道に巨大な鹿が出現、
おおーーー!!コエエ。
鹿は逃げていったが、あんなのに体当たりされていたらやばかっただろう。
うしろからキチガ○車が追いかけてくるんじゃないかなどなど、
真っ暗な道で怖い思いしつつ走る。
パンク修理やガソリン補給などをできるときにやっていて本当によかった、
こんなところでトラブったら修理に困っていたことだろう。
そしてやっとのことで県道を走り切り、集結地まで戻ってきた。
みなさまお疲れ様でした~
想定よりも時間がかかり、真っ暗道を夜間走行することになってしまった
今後は冬期作戦は距離を少なめにしていこうかな。
まあ、でも、
おかげで冒険感あふれるたびになり、完走後は心地よい達成感でいっぱいになった。
鬼が城作戦、成功!