招き猫美術館を出るところで駐車場の
植木が猫になっていたことに気づく。
一行は西へ進み、昼食場所へ。
TOP MOSTに到着した。
ここは以前から気になっていたところ。
こういうシャレオツなバイカーズカフェなんて一人ではなかなか行きづらいので、
作戦に組み込んで来たのだ(小心者)
ぷりちゃんは何やら巨大カツのどんぶり。うまそうだ。
自分は一番人気!と書いてあった名物。ローストビーフ丼にしたファイヤー!
結構な量があって満足満足。
ライダーたちの集うカフェなのでいろんなステッカーが貼ってあった。
CCJが来たぞ!という足跡を残しておく。
店の犬をさわり放題してから次の目的地へ。
yujiさんの先導でマビ昭和館に来た。
月一回の開館なので、この日に合わせてきた人たちも多かったのだろう。
たくさんの観覧者がいた。
車、バイクもさることながら
ヒロポンの広告看板!
海軍志願兵募集看板!
珍しいものがたくさん並んでいて飽きない。
自分はこの世代。
初代ファミコン。
このファミコン、A Bボタンが丸プラスチックだが、
自分の持っていたさらに古いファミコンは四角いゴムボタンだったぞ。
バイクコーナー。
うちのバイクならば
BSA bantam D1
CD125 K5 ベンリイ
フォーゲル
ベスパ50S
ロードパルS
くらいなら並べても違和感ないかな。
会場にはCD125K5で来られていたお客さんがおり、
自分の持っているK5と全く同じモデルだった。
CCJのステッカーを差し上げて、また機会があれば旅にご参加くださいとお話しした。
いつかK5を二台並べて走れたらいいな
次に高梁市へ備中松山城を見に行く。
山城をほかの山から眺めるスタイルなので、展望台にいくのに山の登りだ。
駐車場に到着。
ここから徒歩1分ほどで展望台
展望台は我々だけしかいなかったので、
ここですかさずカフェ。
本日はまつきち店長がカブに夢中なのでおられない。はちまるバイトが全員分をジェットボイル!
おはぎを食うが、ローストビーフ丼が多かったので、
さらに二つのおはぎは苦しかった。
我々だけだった展望台も、このあと数組の観光客が訪れる。
占拠していてはいけないので、はやばやとおはぎをほおばり駐車場へ戻る。
さあ、あとは起点まで戻る経路だ。
途中でyujiさんはハヤブサから軽トラに乗り換えて合流。
バイク5台と車1台で進行していると
ある登り道で後続が来ない…?
なんでだろうと思っているとペーターさんがパンクした!と。
戻る。
見てみるとスーパードリーム号の後輪がパンクしている
ぶっ刺さっていたのはトタン屋根などを木に固定するための釘。
こんなん刺さったらひとたまりもないね。
まだ明るいし
はちまる・しましま先生の 2人も整備要員がいる。
ここは修理に挑戦だ。
まず最初はホイールを付けたままでチューブを取り出し、パッチを貼る作戦。
しかし、組んで空気を入れていくも全然空気圧が出ない。
穴は一か所じゃないようだ。
そこでしっかり修理するためにホイール外し方法を行う。
チューブを単体で取り出し、詳細に観察すると、
釘があちらこちらを穴だらけにしているようだ。
空気を入れ
水をかけたり音を聞いたりしながら穴を確認
パッチ貼り
そして空気入れる。
しかしまだ漏れている音が…
ようし もう一か所貼ろう。
同時にホームセンターでカブ用のタイヤチューブが購入できないか、
ペーターさん yujiさんが軽トラで買い出しに出かける。
yujiさんの御友人も応援に駆けつけてくれた。
結局、確認しては穴を閉じをくりかえし、
最終的に8枚ものパッチを貼って空気漏れが完全に止まった。
一個のパッチで複数の穴を閉じたところもあるので、
穴は10-12か所ほどあったように思う。
パッチ貼り勝率5割ほどのはちまるだが、
なんとこの日は8戦全勝。すべて一発でパッチを貼れたのは奇跡に近い。
おかげで はちまる チョイサンタ師 の持ってきていたパッチを大量に消費したが、
在庫が切れることなく修理を完了できた。
こんなのひとりだったら8枚もパッチなかったし、絶対あきらめていただろう。
チームの勝利だ!
最後のラストラン。
あと一軒寄るつもりだった道の駅は飛ばして起点に向かう。
真っ暗になり、yujiさんが途中離脱してから残り5人で
ゴーーーール!!
くらっ!!
パンクというトラブルに見舞われたにもかかわらず、
全員で協力して修理を完遂し誰も脱落することなく作戦を成功できたのは
招き猫美術館の鐘のおかげか…?
メンバーがそれぞれ自分にできることを提案・実行して得た部隊の勝利。
何も起こらず、すいすいと終わってしまう作戦じゃなくて
こういう旅こそ思い出に残り、楽しい。
参加の皆様ありがとうございました!
またパンクしましょう!
…ちゃう また旅をしましょう!!!