フォーゲル サイドスタンド延長
フォーゲルで小豆島作戦に行ってきたのだが、
また問題点が出てきた。
以前からサイドスタンドを立てたときの車体の傾きが気になっていたのだが
超傾くのだ。
これまでは我慢して使っていたのだが、
小豆島作戦でフェリーに乗せたとき、フェリーでの固定縄がスタンド側へ引っ張る縄のみで、
スタンド側に倒れることは想定していない固定方法だった。
普通のバイクだとスタンド側に倒そうとなると、かなり力をかけないといけないが、
こいつはスタンドが短くて傾きすぎている。
試しにスタンド側に押してみると、倒れそうになった。
すべての原因はこのスタンドの短さ。
ウチのCD125Kのようにスタンド固定部位がヘタって倒れこんでいるのかと思ったがそうじゃない。
調べてみるとこのスタンド、ポッケとパーツナンバーが一緒なのだ。
6インチのバイクと同じスタンドを流用してあるので、そりゃ短いでしょ、
ってこと。
確かに固定部位のボルト・スタンド間に隙間はあるものの、
ここを直すだけでは改善しないのは明らか。
スタンドを伸ばすことにした。
うちにある金属パイプを物色すると、同じ太さのものが見つかった。
中空構造のものは溶接で穴が開いてしまうかもしれないので、丸棒のほうが良いのだが…
あまり重くなってしまうと、スプリングの持ち上げ力でスタンドが上げられなくなるかもしれない。
怖いけどパイプで延長しよう。
サンダーでカット!
もう後戻りできないぞ…
溶接機のパワーをMAX1、線だし速度2に設定、
これで
なんとかできた。
少しは重くなったが誤差範囲なので、スプリングの力でちゃんと保持できる
うまくできたぜー!
やった、と思っていたら
あれ、なんか立ちすぎていない?
なんとスタンドを長くしすぎて車体が立ちすぎ、
ハンドルを逆切りにすると逆側に倒れるようになった。
何やってんだ~
なんとかこれで運用してみようかと試行錯誤したが、
どう考えても危ない。
車体から離れられん不安定さだ。。。
ちくしょー
もいっかい カット!
微調整しつつ、再度 溶接でパイプつなげて完成。
これで逆ハンドルでも倒れないようになった
遠くから見ると純正そのものだが、近くで見ると溶接跡が歪。
実はスタンドもまっすぐではなく少しいがんでいる。
溶接は難しいね
でもおかげで通常のバイク程度に立つようになった。