フロントフォークが曲がってた
ガチャピン君の車体を整備することにした。
聖地巡礼に参加してもらったので、走行距離がぐいぐい上がってしまい、
とっくにオイル交換の時期になっていたのだが、そのままほったらかしにしていたのだ。
日常利用もしているらしいから、早く整備してあげないとね。
ガチャピン君の家まで行き、
彼のチョイノリに乗り換えて自宅まで走ろうと乗り出したところ…
ぬっ!!!
ハンドルが左へ左へ曲がろうとする。
常に右に力をかけていないとハンドルが左に曲がってしまうのだ。
これはおかしい!!なんじゃこれ。
走れることは走れるので自宅まで帰ってきてチェックしてみると
フロントタイヤが右方向に曲がっているよね、これ。
上から見ても
聖地巡礼旅の往路でガチャピン君は転倒しているので、その衝撃でフロントが曲がったのだろう。
さて、どこで曲がっているのだろうか??
タイヤ・ホイールを外してみる。
見たところアクスルシャフトやホイールにゆがみはなさそうだが…。
ならばフロントフォーク一式かあ、めんどくせ~な。
まあ、でもそこは整備性抜群のヘチョバイク チョイノリ。
ハンドルを外して中央軸のナットを緩めればすぐにフロントフォークアッセイが抜きだせる。
右が外したフロントフォーク。左がうちの予備パーツ。
並べてみたが、はっきり曲がりがわかるほどではない。
しかし
タイヤはまっすぐになった。
車体自体が傾いているのでわかりにくいが、タイヤ中央溝に定規を当ててみると、
確かに、車体軸に対して傾いていたタイヤ軸が合うようになっている。
これで走ってみたが、ハンドルにかかる異常な力がなくなり、
直進時にちゃんとハンドルがまっすぐになる。
やはりフロントフォークの中央軸が曲がっていたのだろう。
初めての経験でびっくりしたが、
交換するだけで改善してよかった。
チェーン張り調整
チェーン注油
リアキャリア固定ボルト交換
を行い、維持整備終了とした。
下に穴が開いており、転倒時はここから石が入ってジェネレーターを断線させる原因になる。
ガチャピン君機体で得た知識を林道作戦に還元しないといけないね。
ここの穴をふさいでおく処置を考えよう。
次のオイル交換は8900kmだ。