レーサーとして改造してきたビーノだが、
もうレースに出す予定もないし、今後は公道で活躍してもらうこととして改修を行うこととした。
燃料計を取り付けて、
次に速度計を使えるようにしようと思った。
メーターケーブルを取り付けなくてはいけないのだが、ビーノのワイヤーでは、フロントブレーキアッセイに装着する部分がモレとは形状が全く違い、装着できない。
そこで
モレのメーターワイヤーをオクで買った。
取り付けできるかどうか不安だったが、なんとメーター側はビーノのメーターに問題なく装着できた。
すばらしい。
しかし
いざ取り付けてみると、メーターワイヤーが短くて曲がりがきつくなっており、
このまま運用していたらワイヤーに負担が来て断裂するかもしれない。
そこで、
メーターを少し下になるように移設してワイヤーに余裕を持たせることにした。
メーター取り付けステーに新たな穴を開けて、いらない部分をサンダーで切除。
少し下になるように取り付けを行い、
ワイヤーの屈曲がマシになった。これくらいならワイヤーの負担も大丈夫だろう。
これで前輪を浮かせて回すとメーターが回る。
無事に装着できたぞ。
ハンディGPSを取り付けて試走してみた。
純正に比べて前輪が10インチ→12インチ とインチアップしている。
つまり、前輪一回転当たりの進む距離が伸びるので、速度は遅めに表示されるものとばかり思っていたが、逆に速めに表示されていた。
メーター60km/hのとき、GPSで53km程度
あれ?とおもったけど、不思議ではない。
なぜならフロントブレーキアッセイ内部のメーターギアがモレのものになっているからだ。
おそらくギア比が違うのだろう。
数回試走して、結局
実際の速度はメーター表示の12%遅くなり
実際の走行距離はメーター表示の5%短くなる
という計算になった。
(通常の市販車のメーターは10%程度速く表示されていることが多い)
左右のミラー付けて、リアボックスつけて、ハンドルカバー付けて、
完全な長距離作戦仕様に改装した。
試走と、今後の淡路島作戦下見もかねて、
淡路島の蕎麦屋さん、淡路翁に行くことにした。
姫路を出発して国道250号線を東へ、
明石港まできた
公道での走行は非常に快適でスイ―――と抵抗なく走っていく。
非常に乗りやすい。
明石港のジェノバライン乗り場に到着して、切符を購入。
大人一人と原付1台で片道1010円だった。
桟橋まで案内されて待っていると
ジェノバラインが到着。
スロープを使って乗船する。
船内での固定方法はこんな感じで
前輪を乗り入れて、ハンドルを固定する方式だった。
となると、作戦に利用できる原付はよく考えないといけない。
ベスパ50S→ハンドルエンドの固定がウインカーを損傷する可能性あり、やめたほうが良い。
CD125K→車体が重く、桟橋移動、船内での方向転換が面倒、やめたほうが良い。
フォーゲル→前輪が小さいので固定金具がフォークに接触する危険性あり、やめたほうが良い。
ということでチョイノリかロードパルかビーノってとこかな。
どれにしよう…
そう考えているうちに淡路島側の岩屋にたどり着いた。
乗船時間は10分くらい?かな。
岩屋からは、淡路島のど真ん中を縦に走っていく作戦を計画しているので、
山中に入っていった。
しかし、
なんとすごい坂!!!
強烈な坂が連続する。
ハイパワー6.3PSビーノなら難なく上っていくが、こんなのチョイノリぜってーむり!!
だと思った。
そして
淡路翁の到着した。
非常に雰囲気がよいお蕎麦屋さん。
周囲に何もない、田園が広がる田舎にある。
さて、次回の淡路島作戦は、淡路島中央部を縦に縦断する経路を計画していたのだけど、
国道ではなく県道や名もない道を乗り継ぐため、坂の規格が国道に比べて激しかった。
チョイノリだったらこの道は登れない。
しかたないので、基本的には海岸沿いの淡路島周回経路にして、
山の少ない部分で「横断」を行い、8の字型の作戦経路にしようと思っている。
淡路島の山間部の良い景色を見つつ、
計画を考えているとこに、そば登場。
すこし緑がかった色。
ダシでいただくザルそばだ。
まずはダシなしで少し食べ、そばの風味を味わい、
その後はダシに付けてズルズルいく。
ウマい!
瞬時に食べきって、もう一皿追加して食べきった。
ここは15時でしまってしまうので、あまり長居もできず、
2ザルで終了としておいた。
また来たいな。
帰りはすぐに海岸沿いに降りて岩屋を目指し、フェリーで帰宅した。
帰路でヘッドライトが脱落してしまったのだが、
もう自宅はすぐそこだったので、このまま帰ってきた。
ヘッドライトを修復する。
メーターはしっかり動いており、燃料計もちゃんと動く。
これで公道化改修は完璧だね。