購入品 フランスシリンダー・ピストン
時速30km/hが出るという幻のエンジンがこの世の中には存在しているらしい。
そんな神エンジンを探す冒険を続けるはちまるだが、
これがなかなか手に入らないし、正体さえつかめない。
(ーΔー)むむむ
ポートの形状をみたら、明らかに違う。
左がフランスシリンダー右がウチの一号機シリンダー
吸気ポートを見てもらうと一目瞭然。
フランスシリンダーはまっすぐ穴が開いている一本穴加工。
それく比べて一号機エンジンのシリンダーは表面こそ直径7mmほどあるが、内部で狭くなっているのがわかるだろうか、
二段穴加工になっているのだ。
こちらにあるエンジン1号2号3号、いずれもこういう二段穴ポートだった
サイズは
ダイハツエンジン13mmよりでかい。
自分が所有する3個のエンジンのうち、一番吸気ポートが大きい第二エンジンも8mmなのだが、二段穴なので結局内部では5~6mm位の穴になっている。
フランスエンジンは穴の形状が一本穴なので、全長すべて8mm。こちらのほうが吸気効率が良いのだろう。
形状の違いはこれくらい。
各所傷があった。
やや硬かったがピストンピンが手で差し込めたのには助かった。
ダイハツエンジンではメガネレンチが入ったので、シリンダー外壁の削りが省略?されたのか。
仕方なくスパナで締めた。
しかーし。
この後試験走行したが全然だめだった。
エンジンはかかって、タイヤから離しているとしっかりまわっているのだが、
タイヤに接地させるとみるみるパワーダウンし、10km/h程度に減速し
そのまま止まってしまう。
念のためキャブレターを交換してみたが変わりなし。
組み方に問題があったのか?
それともこのシリンダー・ピストンはダイハツエンジンには流用できないのか?
(シリンダー ピストン以外の形状の違いがあるのかもしれない。たとえばクランクピンのクランク軸からの距離やコネクティングロッドの長さなど)
困ってしまっている。
30km/hという神の領域には到達できないのか~(TДT)