チョイノリ整備マニュアル エンジン分解 駆動系①

次にジェネレーターの反対側の駆動系を外していきます
キックレバーは初期型は六角レンチ、後期型は10mmのボルトで締められているようです。写真では外していますが外さなくても分解可能です。
このエンジンはセルつきなのでエンジンガードが付いています。左右4本のボルト(10mm)を緩めて外します。

右側と左側でボルトの長さが違います。このボルトはエンジンのケースを止めているものと同サイズのものになりますが4本ともに黒ですので再装着時に他のボルトと間違えないようにしましょう
それではケースを外します。エンジンガード装着に使われていた黒ボルト2本以外の3本の10mmボルトを抜きます。駆動系のケースは位置あわせのための円筒パーツが錆びていて開きにくいことが多いですが、それを予想してかケースを外すためのノリシロ的なでっぱりがあります。
外すのが難しい場合はこの出っ張りにレンチでもあててプラハンで叩き外します。

丸で囲っているところがノリシロ的な出っ張り。
駆動系が露出しました。このエンジンはセルつきなのでプーラー側にセルモーターの伝動用歯車が見えます。

プーラーを外していきます。ここの回り止めもドライバーなどを詰めることでも代用できるようですが歯をかけさせないようにレンチ二本を使うことをお勧めします。
32mmのメガネレンチで回り止めをして、中心部のナットを17mmのソケットレンチで外します

写真左側から、エンジン中心部からの順番になっています。
初期型エンジンでは歯車状の大きい円盤とギザギザの32mm六角ナットの間にワッシャが入ります。写真の後期型では32mm六角ナットの底部がワッシャと同じ効果になるように厚く作られているようでワッシャがなくなっています。
もしかしたらこれは初期型・後期型の違いではなく、セルあり・セルなしの違いかもしれませんが…
ちなみにセルなしでは大きい円盤が歯車になっていません。
 

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