チョイノリ整備マニュアル エンジン分解 駆動系②
ドライブスプロケットは後期型で12丁になっている、
サークリッププライヤーがあると簡単に外せる。マイナスドライバーとかペンチでも外せないことはないけれど面倒くさいし、外れたとたんに弾け飛んで紛失することもあるので注意が必要。
特に外さなくてもエンジンの分解は可能。
セルモーター伝動用ギアをスポッと抜いて、エンジンに固定されている5本の10mmのボルトを抜きます。
これでもまだセンタースタンドがあるので駆動系を外すことはできない。
ちなみにプーリーの分解だが、プーリーストッパーを外すとき、だいたいボルトをなめる
ここのボルトの破損率は50%を超えるのでウエイトローラーを交換したい人はドリルとエキストラクターが絶対必要と覚悟しておいて欲しい。
右上のワッカがストッパー、右上にはネジヤマ破壊してエキストラクターで除去したボルトがあるのがわかるかな?こんなにきつく締められるところにプラスドライバって無理やん。といつも突っ込む。

駆動系のケースを外すためには、センタースタンドを外す必要がある。写真に写っているピンを写真のようにまっすぐになるようにペンチで矯正し抜き、スタンドを固定している長棒を抜いて外す。
これでやっと駆動系ケースが外れます。
クラッチ部分はまたの機会に。