チョイノリ整備マニュアル エンジン分解 カム室
駆動系が外れたところで、今度はジェネレーターが付いていた方向からカム室を開けることにする
写真が前後して申し訳ない…
駆動系・エンジンガード・スタンドが付いている状態のときに、先にエンジンオイルを抜いていたのでこのような写真になっているが、エンジンオイルをどうしても抜かなくてはならない局面は駆動系を外した後なのでここで書き込んでいる。ややこしくてすまん。
オイルを受ける容器を下に置く関係上、スタンドがあったほうがオイル排液しやすいが、駆動系・スタンドがともに外されていたらエンジン本体も軽くなっていて簡単にドレンボルトを下になるように傾けられるので、それはそれで排出がラクとも思う。
オイルドレンボルトは青マルの部分、12mmのレンチで外せる、地面との距離が短いので写真のようなメガネレンチでは回しにくくソケットレンチがよいだろう。
エンジンオイルを抜いた後はジェネレーターコイル室内の黄色マルで印のついている10mmのボルトを4本とコイル室外の赤色マルで印の付いた10mmボルト5本(うち2本はエンジンガードと共締めなので、取り外していたら抜けているはず)の合計9本のボルトを抜く。
赤色マルと黄色マルのボルトは長さが違うので注意。
(2011.08.12追記 エンジンガード装着車はエンジンガードと共締めされている部位のボルトがさらに長くなっています、このボルトは他と見分けやすいように色が黒色になっていますので装着時に間違えないように)
ここでエンジンガードとスタンドを外していない人は外しておくこと。
カム室が開いた。
ブローバイガスの排出口に金属製の簡易フィルターが付いている。このエンジンには付いていなかったので、手持ちの部品取りエンジンのものをつけた。
左のポッチ(でっぱり)は初期型エンジンにはないもので、このフィルターが脱落しないように新たにつけられたよう、
(2011.02.08追記:初期型エンジンにはフィルターがありますが、後期型エンジンではこのポッチだけで、オイルフィルター(セパレーター)は省略されているようです。コスト削減のためのパーツ減量かもしれません)