シリンダーヘッドの修正。
さて、
ポート加工したシリンダーヘッドなのだが、このシリンダーヘッド、部品取りエンジンのモノで私が手に入れたときから排気側のボルト穴が修正されていた
(吸気側のボルトは私自身がねじ切ったのだが、そちらはリコイルで修正が済んでいる。)
ううむ
折れ残したボルトに穴を開けてそこにM5のメネジをタップで切ってある。
しかしながらこのメネジは明らかに正規の位置からずれて作成されていて、さらには垂直に穴が開いていなかった。ボルトが斜めに入っていくのだ
この状態でマフラーを取り付けてみたところ、排気漏れたるや尋常ではなくパンパンパンとヤンキースクーターのような排気音を奏でるのだ。
エンジンはかかるし、一応走りはするのだが、このままいつものテストコースまで走っていくのも恥ずかしいので、走行テストができぬままヘッドを外してネジ穴修正を行うことにした。
穿ってある穴が正規の位置とは異なっているので、このまま穴を大きくしても、ずれた大穴が開くだけなのでドリルとリューターでなるべく元の位置が中心となるような穴を開けた。
そのためリコイルキットをネジ込むサイズを通り越してしまうので、このたびはリコイルをGM8300で固着させることにした
写真に写っているようにボルトにリコイルを装着しておく
大穴のほうもパテの食いつきがよいようにタップでネジヤマを作成。