タイヤ交換をした
はちまるのチョイノリは初期型K3だが、タイヤは前輪にIRCというタイヤメーカーのMB38が入っていた。
サイズは80/90-10 34Jだが、これはタイヤが幅80mm、扁平率(タイヤ幅に対するタイヤ高さ)90% 10インチホイールに装着できます。ということ。
34Jというのはタイヤの加重許容量を表すらしい。34Jで加重118kg 速度110km/hまでいけるとのことなので、スピードの出ないチョイノリには明らかなオーバースペック。
この前輪が溝がほとんどなくなっていたので交換することにした。
後輪は後期型のタイヤ・ホイール・スプロケ一式をオークションで購入したところ、溝が9分あったのでそのまま使っている。IRC MB38で、サイズは前輪と同サイズだった。
で、もともと付いていた初期型後輪は使わなくなったのだが、装着されていたタイヤDANLOP D360が山が9分あったので、これを前輪に組みかえることにした。
DANLOP D306は80/90-10 44J さらにオーバースペックだ。
ジャッキで前輪が浮くように固定し、前輪を外す。
12mmと14mmのメガネレンチでフロントアクスルシャフトを緩め抜くと車体右側からスぺーサー・ホイール・ブレーキユニットの順で組まれているものが容易に外せる。
タイヤ中央部が1分くらいの山になっているが、実はまだ使えないことはない。
完全に溝が無くなってツルツルになっても、さらにワイヤーが露出するまでいけるのだが
雨天時の急制動にも不安があるし、交換することにした。
D306はまだまだ綺麗。9分山でほぼ新品だ。
まず、IRC MB38タイヤの空気を十分抜き、ビートを落とす。
外していく部分の反対側がリム中心部にしっかり入れて外す側に可能な限りタイヤずらし、タイヤレバーを使って外していく。
コツがわかれば簡単な作業だが、はちまるはコツをつかんでないので必死だ。
外したホイールを新しいD306タイヤにはめていく。
はめる部分の反対側をリムの中心部に入れて可能な限りタイヤをはめ始める方向にずらしてタイヤレバーではめていき、タイヤが装着されたら空気を入れてビートを出す。
チューブタイヤしか交換したことがなかったので知らなかったのだが、チューブレスではビートが出ない限り空気が隙間から洩れてしまうので、人力によるポンプ式空気入れではどんなに必死で頑張っても空気が入らずビートが出ない。
結局、近くの洗車場に置いてあるコンプレッサーにてビートを出した。
ビートをリム中央部に集めておいて、空気注入口のムシを外して一気に空気を入れると気持ちいいほど簡単にビートが出る。感動だ。
コンプレッサーほしい。
タイヤにはローテーション方向がある。タイヤに矢印が書いてあるので、その方向にまわるように装着しよう。
逆に組んだことはまだないが、組んだ後に逆だって判明したら…泣くなぁ。そのまま逆方向のまま使うかもしれん。それくらいめんどくさい作業であった。