チョイノリにタコメーターをつけたよ。
先日購入した中華タコメーターを装着した。
はちまるは電装系が苦手だ。電気の知識は皆無に等しい
さて、とりあえず電源ラインをとるためにフロント内張りを剥がしましょう
赤い丸のビスをプラスドライバーで外します。
これらはフロントウインカーに締め付けられているので
前から見るとウインカーが外れて垂れ下がります
その次に黄色のマルのキー差込口の周りのプラスチックを外します
赤矢印のように回して抜くと抜けます。これを抜かないとカバーは外れません。
以上の3点の固定を外したら、後は一枚目の写真のように上部を内側に、下部を外側に力をかけるとツメが外れてバコッと内張りが外れます
外れるとこんな感じです。
(写真ではすでにタコメーターの電装ラインが完了しています)
中華メーターには
写真のように長い 赤 黒 ラインと
短い 黒 黄 緑 ラインの五本のワイヤーが出ています。
長いほう二本がポジションライトで 短いほう三本がタコメーターセンサーです。
とりあえず、センサーの短い黒をヘッドライトの+に接続し、短い黄を-に接続、
エンジンをかけた上で短い緑をイグニッションコイル付近の端子に接触させながらパルス信号を取れるところを探したところ
この写真の黄色丸と赤丸の二つの端子でパルスが検知されてメーターの針が動きました。
短緑ライン(パルス検知ライン)をそれぞれの間に割り込ませて接続し、エンジン始動ができるかチェックしたところ、
黄色丸の方は、接続しているとエンジン始動ができなくなるので(エンジンをかけた後でパルス検知ラインを接触させてもエンジン停止しなかったが、接続後の始動は不可能になってしまう)、赤丸の端子に割り込ませるようにした。
写真の緑のラインが元々接続されていた端子同士、そこに青点線のラインを新たに割り込ませて、これをパルス検知ラインに接続しています。
(前期型・後期型・セル付き・セルなしの違いで、ここの配線が違うようです。カプラー端子の幅で区別ができるようです。はちまるが検知ラインを取ったのは「より幅の狭い端子」からです。参考までに…)
メーターのポジションライトも赤を+ 黒を-で接続。これで電装ラインは完了です。
電源はライトもセンサーも「ヘッドライト・メーターライト」から取りました。k3のハーネスではプラスがオレンジ、マイナスが黒白ラインです
カバーを戻して装着完了。タコメーター本体はスピードメーターが装着されている二つのビスのうち右側のビスに共締めすることで増設しています。
ステーとメーターは固定されていて回転方向の自由度がないので右に傾いてしまったままですが、まあいいか。
ちゃんと動いているようです。
取り付けについては、これで正しいかどうかはわかりません。
メーターの寿命が短くなるような付け方であったり、プラグのスパークが弱くなる付け方かもしれませんので
取り付けをお考えの方は、当ブログは参考程度にしてください。
輸入元も、中華製品は時折、配線の色が違ったり、変更になったりすることもあるため、取り付けは自己責任でおねがいしますというくらいなので、配線の状況や製品の精度は運と思ってくださいね。
今後、ハイスピードプーリー装着後やフロント12Tでの回転数を検証していきます。
(2011.02.24追記 ふもももさんとコメントにて相談・協議し下記の点、追記しておきます。)
整備マニュアルにはアイドリング回転数が2000前後、クラッチインが2900~3500程度と記載されていますが、このメーターの表示とは合わないので、このメーターは1スパークを2回転と計算していて、実際の回転数の二倍量を表示している可能性が考えられます。
そう考えた場合、最高出力である2PS/5500rpmは、メーターで11000rpmですが、時速50km/hでも8000rpmしか上がっておらず、高回転時の回転数に矛盾が出ます(スペックどおりの性能が出ていません)。
0~30km/hまでは回転数が7000程度でほぼ動かずに加速して、30km/h以上で速度に伴って回転数がじわじわ上がることから30km/h以上はプーリー・クラッチが一番高いギア比で固定されていると考えれば
仮の単純計算ですが
30km/h時に7500rpmと仮定するなら
40km/h-10000rpm
50km/h-12500rpm
となって、最高出力の11000rpm(本当は5500rpm)は44.0km/h付近
これならスペックや整備マニュアルと合致します。
仮の単純計算ですが
30km/h時に7500rpmと仮定するなら
40km/h-10000rpm
50km/h-12500rpm
となって、最高出力の11000rpm(本当は5500rpm)は44.0km/h付近
これならスペックや整備マニュアルと合致します。
2011.12.02追記
後日、国産メーターに交換しましたところ、切り替えスイッチを「クランク1回転に2点火」という位置にして正規の回転数が表示されました
つまり、この中華メーターは「1回転1点火」に対応しているようです。
(現段階で入手している情報での検討・評価ですので、今後見解が変わるかもしれません)