チョイノリをセル化する!外装交換(チョイノリ着せ替え)も!
さて、手に入れたハーネスを車体に取り付けていくのだが、
ハーネスはフロントカウル内部に複雑に入り込んでいる。
はちまるは、この大改装の機会に外装の交換、「チョイノリの着せ替え遊び」もしちゃおうと思うので
外装を取っ払っていくことにした。
何色にするかはまだ秘密。
まず内張りを外すのは、下記の記事を参考にしていただいて
その次にフロントカウル(レッグシールド)前面を外していく。
外すためにはハンドルを外さなくてはいけないので、両方のハンドルからスイッチボックスを外す。
左右ともプラスネジ二本で留まっている。ハンドルから外しても配線とブレーキケーブルがついているので、車体からははずれない。
ハンドルは写真の赤丸と黄色丸の二点でフレームに固定されている。
赤丸は14mmのボルトとナットで留められていて、黄色丸は六角レンチで外せるボルトだ。
いずれも緩めるだけではなく、完全にボルトを抜ききってしまわないとハンドルは外れない
外装交換だけならハーネスは外さなくてもいけるのかもしれないが、すっきりさせたほうが作業がらくだし、はちまるはセル化ハーネスとの交換もかねた作業なので外していく。
緑丸のカプラーの接続を全部外す。
整備マニュアルがない方は元に戻せるようにテープでしるしを付けておくべし。
緑矢印はウインカーリレー。これはフロントライトフレームに固定されているが、ゴムで引っ掛けてあるだけなので工具なしで外せる。
ハンドルが外れたところ。
次に右側のハーネス関係を外していく。ホーンとレギュレーター・レジスタが装着されているが
10mmのボルトで簡単に外せる。
今回は左右のスイッチボックスもブレーキワイヤーから外しておく、
下面の8mmのナットを写真のように少し緩めてから上面のプラスネジを緩め、外します。そうしないと硬すぎてプラスネジを舐めますので要注意。
これでブレーキレバーが外れる。レバーを赤矢印方向へ回して、青点線で示したブレーキワイヤーのラインを黄色線で示したレバーの溝にあわせることでレバーとワイヤーが外れる。自由度がない場合はホイールのブレーキワイヤー調整ダイヤルをユルユルにして、ハンドル側にワイヤーが余ってくるよう調整してみてください。
右ハンドルはアクセルワイヤーも外さなくてはならない。写真の左に写っているのがアクセルワイヤーだが、これは90度回転させるだけで外れる。簡単。
配線はすでに外しているので、これで車体から取れます。
ここまで配線とブレーキの処置ができたら、いよいよカウルを取り付けているフロントライトステーを外します。
赤矢印の二本が8mmのボルトでステーとライトを固定しています
黄色矢印の二本は10mmボルトでステーとフレームを固定しています。
はちまるはどちらも外しました。
大分すっきりしてきましたね
最後にキーシリンダーを外しますが、ここは特殊工具が要ります。
星型レンチでしか回らないボルトで装着されているのです。
写真のような各種サイズを取り揃えたレンチでも1900円くらいです。
シリンダーは二点で固定されていますが、もう一点は10mmのナットなので簡単に外せます。
フロントカウルの緑線の部分にブラスチック製のカバーが装着されているので、これをはずします
写真は外してしまったところです。
赤矢印の方向に力をかけると、黄色丸で示した隙間の分だけ内側に動き、パコッと外れます。
これでフレームとのつなぎ目の穴が広くなり、外しやすくなります。