チョイノリをセル化する!!キーシリンダー改造
チョイノリのセル化にはセル付き用のキーシリンダーも必要になってくる。
というのも、セルなしはキーを回すことで二本の回線が遮断される構造だが、
セル付きは、これに加えて、キーを回すと回線が接続される直流回路もあり
カプラーのラインが4本から6本に変更になっているのだ。
キーシリンダーも購入すればいいっちゃあいいのだが、
シリンダーを購入すれば、キーも変わることになり、そうなるとガソリンタンクキャップのキーと二本使用しなくてはならなくなる。
キーセットを丸ごと買ってもいいのだが、費用が無限にあるわけでもなく、なるべく安価に済ませようという方針に反する。
ということで、既存のセルなし用キーシリンダーを改造することにした。
これが前期型セルなしチョイノリのキーシリンダーだ
6箇所、銅色の丸い金属があるが、これらがキーを回すことによって導通が出るかどうかをテスターでチェックしてみた。
すると
キーをoffにすると断線し、キーをonにすると導通する回路が1と2の二箇所あった。
1も2も間に棒線が引いてあるのが目印なのかもしれないね。
3はセルなしで使用されている回路。
キーをoffにすると導通し、キーをonにすると断線する回路となっている。
カプラーには二本の空きがあるので、こちらに導入していくことにする。
(2011.04.07追記:後期型のセルなしチョイノリのキーシリンダーには銅色の丸い金属は二つしかありません、この二つがキーをoffにすると断線し、キーをonにすると導通する回路なので、迷うことなく使用してください。)
電装嫌いなはちまるだが、いっちょまえにテスター・半田ごてなども所有している。いずれもホームセンターで買った廉価道具だが。
カプラーの中身になる金属端子は、以前、他のバイクをばらしたときに取っておいたカプラーから抜いて使用した。
なければ、エーモンという自動車部品メーカーからカプラーセットが出ているので、これを使うと良い
オートバックスやホームセンターで売っていて数百円くらいだ。
端子の幅が何種類かあるので、間違ったサイズにならないように気をつけましょう。
はい完成。はちまるは1番の回路を使用した。配線の色に特に意味はない。余っていたものを使っただけだ。
カプラーの金属端子は細い棒で折れ曲がりを押すことで脱着ができます。
とりあえず開いているところに装着しましたが、これであっているかはまだ調べていません。
整備マニュアルを見ながら場所は変えていくことにします。
現在までにセル化にかかった費用
ハーネス 1500円
セル付きエンジン 4420円
キーシリンダー改造 0円
合計 5920円のまま。
(2011.03.10追記:配線図を解読し、また実際に装着してみたところ、キーシリンダーの配線増設はこの位置で合っていました。つまり写真二枚目の4の穴に1か2の回路を使用して、キーonにて導通する配線を増設すれば、セルありキーシリンダーと同じ仕組みにできました。)