チョイノリの基本構造と操作③(ハンドル回り)
ハンドル回りを見てみましょう
まずは右側ですが、水色まるで示すように右グリップをひねることでアクセルが開き、加速します。
黄色矢印のレバーはフロントブレーキ。赤矢印はアクセルワイヤーになります。
見ての通り、右側にはミラーがありますが、標準では右ミラーのみで左にミラーはありません。
また、これはセルなし(キックにて始動させるタイプ)の車両ですが、セル付き車両の右ハンドルにはスタートスイッチが付いていて、押すとセルが回るようになっています。
次は左側です。
水色矢印はリアブレーキです。
赤矢印はウインカースイッチで、曲がりたい方向へ入れると前後のウインカーが点滅します。プッシュキャンセラーはないので曲がり終わったら元に戻しましょう。
黄色丸はホーンです。
黄色矢印はチョークを示しています。
チョークは寒冷時にエンジンを始動させるために引きます。写真の状態が「チョークを引いていない状態」で黄色矢印方向に引くことでキャブでの燃料を増量させてエンジンがかかりやすくなります。
エンジンが温まったら元の戻します。
冬でもなければチョークは使わなくても大丈夫です。
見ての通り、左側には純正ではミラーはついていません、装着するメネジはあるのでオプションで付けることができます。
ハンドルの中央にはメーターがあります。
初期型K3はスピードメーターだけで距離計はついていません。表示されている字体もかわいらしく、おもちゃみたいですね。速度は50km/hまでしか表示されませんが、純正チョイノリの最高速度は45km/hそこそこなのでこれで十分。
(セル付き、また後期型のチョイノリには距離計が付いていますが、距離計付きのメーターでは黄色矢印で示すウインカーインジケーターが省略されます。)
ウインカーインジケーターは左右ウインカーのいずれが点滅していても、ライダーにウインカーが付いていることを知らせるために付いている点滅灯です。緑に点滅します。
チョイノリの場合、ライダーからフロントウインカーが丸見えなので、この装備はいらないのではないか?と思います。
赤矢印はスピード警告灯で、時速30km/hを超えると赤く点滅します。慣れるとこの警告灯の存在自体を忘れます。これもなくてもいい装備だなあと常々思いますねえ