後期型エアクリーナー装着、後期型キャブのバルブについて
後期型のチョイノリに乗っている人には当たり前のことだと思うが、後期型のエアクリーナーには固定用のツメなるものが装備されているらしい。
はちまるの持つ二台のチョイノリはいずれも初期型でありツメは存在しない
これが前期型のエアクリーナー。真中でぱっくり割れるのだが、ここには何のロック機構もなく、ただ単にはめ込まれているだけである。
(後ろに偶然写りこんでいる青キップは気にしないでくれ、いろいろあったのだ)
いずれ振動の多い未舗装道に侵入することを考えたら、ここはちゃんとしたロック機構を有する後期型のものに交換したほうがよいのではないかと考えて、オークションで中古を購入した
チョイノリは中古パーツ市場がにぎわっているので非常にありがたい
これが後期型のエアクリーナーボックス
両サイドに爪がついていて、これでロックできるようになっている。
たぶん走行中に外れてしまうというクレームでもあったのでしょう。
細かく言うと、ブローバイガスの戻る穴にカバーがされていたり、形状は複数個所で違っていました。
林道専用機に装着。
これで振動でエアクリボックスが開いたりすることはないでしょう(^^)
余談。
このエアクリボックスを購入した時に、キャブレターが付いていました。もちろん後期型のキャブですが、
このキャブ、バルブが燃料注入口と一体化になっていない「特殊型」キャブでした。
ちゃんと分解洗浄し、その折にバルブがフロートに装着されているのを発見したのですが、どうも赤丸で示している燃料注入口が金色のときは「バルブと一体型のキャブ」、銀色だと「バルブがフロート側に装着されているキャブ」となっているようです。
うちにある3個のキャブのうち、二個が特殊型…
もうどちらが特殊型かわかりませんね~
語弊を避けるために、
バルブが燃料注入口金属筒に内蔵されているタイプ(=整備マニュアルに記載されているタイプ)をバルブ内蔵型
バルブがフックでキャブ内のフロートに引っ掛けてあるタイプ(=以前、特殊型キャブとして紹介したタイプ、バルブの先がゴムコーティングされている)をバルブフック型
と呼称させてもらうことにします
うちにあるキャブを確認すると…
①22G 01 前期型K3チョイノリ →バルブ内蔵型
②22G 02 前期型K3チョイノリ →バルブフック型
②22G 02 前期型K3チョイノリ →バルブフック型
③22G 12 後期型 →バルブフック型
でした
整備マニュアル上はK4からバルブフックの記載があるようです
K3発売開始当初は「バルブ内蔵型」であったが、バルブの段付き摩耗を防ぐために、
K3生産途中から(もしくはK4から)バルブ先をゴムコーティングしたマイナーチェンジが行われて
「バルブフック型」になったのかもしれません