バッテリーが弱った時の挙動について
セル付きのチョイノリにはバッテリーが搭載されている。これでセルモーターを回すことになるのだが、
先日さらに買い足した三号機チョイノリ(オークションで4000円でした)のバッテリーが弱くなっており
この機会にバッテリーが弱まった時のセルの挙動を紹介しておこうと思う。
まず、今回購入した車体ですが、
イエローのセル付きK3、キタコ製チョイダシマフラー付きです。キャブの洗浄だけでエンジン始動しました。
これ以上車体を増やすつもりはなかったのですが、値切ってみたらすんなり商談成立してしまって買わざるを得なくなってしまいまして…
整備した後どうしよう…。売ろうかな
この車体、バッテリーが弱っていたのですが、セルボタンを押すと変な音がします。
自分も今回初めて聞きました。これはバッテリーの電圧が足りなくなっている状態なのです
バッテリーは赤丸のネジを左右2個外すことで露出します
テスターで測定してみますと11Vくらいです。
ちなみに1号機の弱っていないバッテリー(新品購入から半年使用)では
ちゃんと12V以上あります。
11Vでセル回らなくなるんですね~ へ~
弱ったバッテリーはアストロプロダクツ製バッテリーチャージャーで充電してみました
しかし、経年劣化のためか充電不可能。
車体に付けてキックで始動し、しばらく走ることで充電してみましょう。
ちなみにチョイノリのバッテリーはGSユアサ製ではYT4L-BSという規格で通常価格は5500円くらいです
オークションだと2000円前後で手に入ります。
(廉価中華バッテリーだともっと安く手に入るようです。)
なお、写真のバッテリーは古河製で、こちらはFT-4L-BSという品番がチョイノリ用のようです。
ちょうどマイ・ホーム・ホームセンター、ムサシに行ったときにバッテリー販売棚の写真を撮ったので載せとこう
FT-4L-BSは赤丸のところに置いてありますが、6480円。
たかいな~
買うならやっぱりオークションですね。
この車体が2003年のモノ、途中でバッテリー交換されたかどうかわからないし、長期間放置されていたとのことなので一概には言えませんが、
新車時のバッテリーがそのまま付いていたのだとしたら
8年、走行距離6500で寿命のようです
おまけ
バッテリーボックス内に入っているパーツですが、ヒューズとリレーが入っています
はちまるはまだ切れたことはありません
手に持っているのがリレーです。青矢印のコネクターに装着されていて
「セルボタンを押す→黄色丸の二端子間に電流が流れる→リレー内で赤丸の二端子間が導通する」仕組みです
赤丸二端子が導通するとセルモーターが回ります。
まどろっこしい仕組みですが、セルモーターを回す回路には太い導線ラインが必要なので装備されているのです。