セルなしエンジンをセル化する その1
このブログを定期的に閲覧してくれている方々にとっては、何を今さら…という記事ですが、
自分がセルなしチョイノリをセル化した時には、セルなしエンジンを外して、セル付きエンジンを丸ごと買ってきて装着し、エンジンをセル付きに換装したわけではなかったので
エンジンをセル付きに換えたい人のためにちょっと記事にしてみました。
まず、エンジンをセル化するために必要な物品です
1、駆動系ケース
黄色丸の部分の裏側ににセルモーターが装着されていて、写真に写っているスターターピニオンギアの挿入穴にアダプター筒が嵌めこまれています。
セルなしのケースでは、セルモーターの装着するところに穴があいておらず、スターターピニオンギア挿入穴にアダプター筒がないので、セルなしのケースを流用することはほぼ不可能です。
蓋側にもアダプター筒が嵌めこまれているので、セル付き用が必要になります。
2、ジェネレーターとフライホイール。
ジェネレーターの配線は3本出ていて、配線2本のセルなしジェネレーターとは異なります。
フライホイールは見た目は一緒なので、何が違うかわかりませんが、パーツNoが違いますので一応セルあり用の物を用意します。
3、スターターピニオンギアが噛みこむための円盤。
パーツの名前がわからん。装着に使用するナットとワッシャはセルなし用のものが流用可能です。セルありでは一個ワッシャを使用しません。後述します。
さて、それではエンジン左側から作業をします。
黄色丸の10mmのボルトを外してカバーを外します。
青丸に示しますようにジェネレーターの配線の数が違いますね、
ユニバーサルホルダーを装着して14mmのメガネレンチでナットを外し
フライホイールを外しましょう。
プーラーで外します
外れたら、赤丸のボルトを4か所外してジェネレーターを取り外します
黄色の丸の部分にある出っ張りはフライホイールの位置合わせ用の「キー」というパーツです。
これ…外れます、気をつけないとフライホイールを外すときに吹っ飛んで紛失します。用心を。
ここは以前にも記事にしているので、参考に↓