イグニッションコイル不調 原因判明

この記事は前回イグニッションコイル(以下IC)が原因でチョイノリが不調になった件の続き記事です
 
ICを交換することで調子を取り戻したチョイノリ。
ICが劣化していくパーツなのであれば、新品ICではもっと高回転が期待できるのではないか…と、
純正パーツを注文しようとしたのですが
33410-22G00 ユニット/コイルアッシ(前期型)
33410-22G10 ユニット/コイルアッシ(後期型)>33410-22G00へ統一

1個税別5950円


まぢですか。。。
えらく高価なパーツですね、チョイノリの車体価格を考えると、おいそれと交換するのは躊躇する値段。
どうしようか数日迷っていたのですが、前回記事に「KSK@ばすさん」からICの接続部のねじ込みが緩くなっていることもあるとの指摘があり、まずは不調ICのねじ込みを確認してみることに。
 
パーツリストを見ると、ははんなるほどここで外れるのか

赤丸の部分が外れる構造になっています
外してみると

ちょっと力が要りますが、ひっぱるだけでキュポンと抜けました
見る限り、固定用のボルトやネジ機構などありません。ゴムの摩擦のみで固定されている様です。
うむむ…
エンジン降ろす際に、各部ボルトやチューブを外した後、プラグコードをスパークプラグから抜くのを忘れたまま外そうとしてここがグンッと引っ張られたことがあるようなないような…
ためしに不調ICのこの部分をねじ込んでみます
グリグリグリ

そして車体に装着します
ここでICに接続されている配線を紹介。
オレンジ丸 アースです、エンジンのCVTケースを止めるボルトに接続されます
赤丸 ジェネレーターからのオレンジの配線がつながります 端子は比較的幅広です
黄色丸 車体ハーネスの白/青ラインがつながります 端子は比較的幅狭です
緑丸 プラグコードです
 
その結果…
 
絶好調… ( ̄ロ ̄|||) まぢですか!
 
ええ、え・え・エンジン換えましたよ4回も
きゃきゃきゃキャブも洗浄しましたし、交換もしましたよ2回ももももも…(動揺)
トラブル原因精査に費やした4日間。コードねじ込むだけでよかったとは…
(≧Д≦)ヒデブ
 
チョイノリの調子が悪く、高い回転数で失火するような症状の場合、プラグコードの抜けが考えられますので
ねじ込んでみましょう!治るかも。
皆様お騒がせいたしました m(_ _;)m ソーリー
 
2012.11.19 追記
この時は抜いたときにゴムがちぎれて木ネジ部分を覆っていて、ネジ機構に気づきませんでしたが
後日確認したところ木ネジがついていました。抜くときにはねじって緩めながら外すべきですね。
 
おまけ
 
先日家族で梅林に行ってきました。
まだ寒さの残る3月末、梅は7分咲きってところでした。
家のデジカメや妻のスマホで梅の写真をたくさんとりましたが、はちまるのスマホに撮影された写真は以下の二枚。

斜面を登る荷物搬送用モノレールのロビンエンジン EC10です。
ずいぶん錆びついますね。今では使用されていないのでしょうか、屋外放置のため状態悪いです
レストアさせてほしいところですが、富士ロビンってパーツ供給あるのかな?

エアクリーナーボックスがなくキャブが丸見えです
ちょうど型式シールが撮影されていました
98cc 最大出力5.0PS/5000rpmだそう。2stエンジンみたいでした。
 
梅林行ったのにエンジンの写真しかとってなかった (^∀^.)アハハー
 
 
2013.09.12追記
最終的な故障CDI診断法については以下を参考にしてください
 
 
 

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非公開コメント

No title

>KSK太郎さん
補修部品あるんかな?
維持が難しそうだ。
こちらは折り畳みバイクの自作 というのを考えているよ
チョイノリのフレームを切ったり貼ったりして
スピンドルの軽量部品の移植などして
エンジンはGX35を利用して…
構想だけで実行はまだまだ先だけどね。
そちらもロビンエンジンでバイク自作してみたら面白いかもよ。

No title

ロビンげと

No title

>ttさん
この時はこれだけで見事復活していたのですけど
抜けかけ…という状況が原因となって、結局CDI故障起こしていました。
黒い箱の中身は目で見て不具合が確認できないので原因特定が難しいですね。

No title

>ためしに・・ICのこの部分をねじ込んでみます
>グリグリグリ
>絶好調… ( ̄ロ ̄|||) まぢですか!
んなこともあるんだー(^^ と
そんな笑える再現があって欲しいと、日を替えて2回も、真似してみましたが^^;・・・
そこまで調子のいいことは起こりませんでした(´_`。)
地道に、その先のチェックを見習いました(^^/

No title

>あく太郎さん
こんなこともあるんですよ…って
何回も何回もエンジン脱着しているから起こりえたトラブルでしょうね
プラグコード引っ張るなんて間抜けなハナシでした
(@∀@)アハハー

No title

はちまるさん、こんにちは
そんなこともあるんですね・・・・・ホント参考になりますm(--)m
エンジン交換4回はチョット辛いかな^^

No title

>さいばばさん
わかれば簡単なことですが
それまでが長かった。
交換用のエンジン・キャブが満載あるので何とかなりましたけど
なかったら原因わからないまま チョイノリなんてこんなもの なんて言われてそう
特にチョイノリ整備を引き受けたくないバイクショップなんかが言いそうですね

No title

ささいなことで直るものですね。
アッシー高くて買えません。

No title

>ふもももさん
パーツの値段を問い合わせさせてもらっている業者さんから、パーツナンバーの統合を知りました。
実際注文したわけではないのですが、今は後期型を注文しても前期型が届けられるのではないでしょうか?
同じ機能のパーツを2種類もストックするのはスズキにとっても不利益でしょうしね、
単に製造時期による外見上のモデル違いで、機能はおんなじだったのではないかと思います

No title

そこ外せるんですねぇ…
CDIのほう(緑丸)も同じように突っ込んであるだけに見えてきました(笑)
今は後期型は前期型に統一されてるのですか?

No title

>K原さん
無駄な出費をする前に気づいてよかったです。
エンジン不調の基本
正しい 1点火 2混合気 3圧縮
を一つずつ検討していくという手順を踏まないといけませんね。
その昔、モトコンポのキーが壊れて、エンジンオフできない時に
プラグキャップ抜くことでエンジン止めていたら
そのたびに感電しました
プラグコードって触るだけでピリピリ来ますよね

No title

>KSK@ばすさん
見た感じネジの螺旋はなかったように思います
若干力入りますが、ひっぱるだけでポンと外れました
挿入するときは力がかかりにくいので回しいれますが
その時もネジのような感覚はなさそうですねえ
チョイノリはどこもかしこも簡易構造かもしれません

No title

点火系マジック炸裂!?
見えないだけに・・・気づくのが遅れるけど・・・
案外スンナリ治ってしまうから嬉しいような悲しいような(笑)

No title

ん?引っ張ったら取れたって書いてありますね??
内部は木ネジになってなかったですか??

No title

あははやっぱし!
プラグキャップはゴムの摩擦&内部の木ネジ(?)が電線に食い込んでいます。
なので、何度も外したりすると電線がポロポロと取れてきます。
そのときはコードを5mmほどだけ切ったら復活します。
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はちまる隊長

Author:はちまる隊長
バイクあそびの達人(自称)
CCJの大将してます
http://suzuki-choinori.com/index.html

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