剣山林道完全走破作戦② (木沢村~野営地)
木沢村の国道193号線をしばらく走ったら、剣山林道の続きに侵入することになります
(国道193の一部が剣山林道になってる)
ここからの路面状況はややガレ場が多くなってきて、エンジンガードにヒットさせてしまう回数が増えてきます
カンッ カカンッ と林道内に甲高い衝撃音が響き、時折周囲の山々にこだましたり。
エンジンが心配になりながらも、少しくらいは仕方がないと走り続ける。
しばらく走るとファガスの森という休憩所に到着しました。
ここは軽食が食べれたりする…らしいのですけど、はちまるはまだ開いているのを見たことがありません。
タイミングが悪いのかもしれませんが、GW真っ最中のこの日も休みっていったいどういうことかしら。
営業中と書いてある看板があるのにひっそりしています
オフローダーたちが休憩していましたが、みなさんとりあえず
「ここにチョイノリがっ!?」っていう顔で見てくれます。
ジムニーのバスケットキャリアとルーフテントも人気で、お二人に使用感を聞かれたりしました。
ファガスの森で小休憩後、さらに走っているとふざけた曲乗りをしていたリョウキチがまさかの転倒!
チョイノリは重心が低く めちゃくちゃ安定しているので、ガレ場でもまずこけることはありません。
シートの上でV字開脚をしようとしてこけただけ…
エンジンガードがボッコボコに凹んで、左の下面ボルトが頭が飛んでなくなっています
もう一個の右下面ボルトもボルトの形がなくなってグッチャグチャになっている。
もうエンジンガードを外すこともできなくなっている様子。このまま走り続けなくては。
あとメキシカンオレンジさんに作成いただいた特注「林道用スクランブラーマフラー」がリアフェンダー取り付けステーに共締め固定されているのだが、ここのステーがぶち折れていました。
ということは、マフラーはエンジン取り付け部のみで固定されていた様子。これだけの振動で、よく折れずにもったものです。
さすがメキシカンオレンジさん!溶接強度に感服しました。
ここでチョイノリの初・林道内整備。
針金でステーを固定。エンジンガードは3点固定が残っているのでこのまま走行することに
ちょっとしたトラブルのみでエンジンは快調。先を急ぎます。
標高が高くなって雲の中に入り、周囲がガスってきました。
幻想的な景色の中、旅を続けます。
チョイノリはのぼりでは10km/hまで速度が落ちてしまう、しかしながら、くだりでは車体の安定がよいので40km/h程度まで速度を出せて、普通のオフロードバイクについていくことができます。
信じられない話かもしれませんが、おっかなびっくり走っているオフバイクなら、下りで煽れます(←あおんなって)。
林道侵入から約40kmほど入ったところで午後5時前、そろそろ寝床を確保しなくてはならないので、林道脇にある広場を見つけて野営することにしました。
場所がどこかはよく分かりません、徳島のへそ~徳島・香川県境の間のどこかですね。