最適な林道のアシとは?GP110 導入
チョイノリで林道走行をするべく、タイヤをMXタイヤに変更していたが、
実はMXタイヤにすることで車高が低くなり、頻繁な腹打ちの原因がタイヤにあることが判明した。
では車高はどのくらい下がったのだろう…
計算してみることにした。
まず チョイノリ純正のタイヤはIRC MB38 TLで、サイズは80/90-10だ。
これは10インチホイールに装着できるタイヤで、タイヤ幅80mm、扁平率90%ということを表している。
つまりタイヤの高さは80mm×0.90=72mmになる。
それに対してチョイノリに導入したMXタイヤはDUNLOP GEOMAX MX-51 WTで
サイズは前:2.50-10 33J 後:2.75-10 38Jになる
このサイズ表記はインチ表記で、タイヤ幅が2.50インチ と 2.75インチであることが示されている。
1インチが2.54cmだから、タイヤ幅は63.5mm 69.85mmとなり、インチ表示のタイヤは基本的には扁平率100%ということらしいので(ここ、本当かどうか微妙)、タイヤの高さは 前63.5mm 後69.85mmとなる。
つまり、MX51に変更したことによって 前8.5mm 後2.15㎜ 車高が下がった計算だ。
……
ただ、実際にタイヤを見るともっと低くなっている気がするが、進める。
で、ほかにタイヤの高さを犠牲にしないオフロードタイヤがないかどうか、ネットを徘徊して探してみると…
あった。
さっそく、いつものタイヤ通販屋さんにて購入。
IRC GP-110(ワンテン) TLというタイヤだ。
これはオンロードと未舗装林道のどちらも走れるというオールマイティタイヤ。
ブロックパターンになっているが、モトクロスタイヤに比べるとブロックが大きい
サイズは3.00-10 42J。
ということは
タイヤ幅3.00インチ=76.2mm 扁平率100%としたら高さも76.2mm
なんと4.2mm車高がアップする!!
パターンを比べてみる。
やはりMX51の男のモトクロス感には劣るが、それでもノーマルに比べると悪路対応もできそう。
まあ、もともとチョイノリなんてタイヤが空転するようなパワーもないしこれで十分だろうなあ。
GP-110はTL(チューブレス)だ、つまりパンクした時の修理が非常に楽になる。
しかし、タイヤの空気を抜いてクッション性を高めたり、設地面積を増やすというような小技はできない。
このタイヤの特性というわけではないが、今回ビート出しが全然うまくいかず
ガソリンスタンドのコンプレッサーの前で汗だくツユだくで四苦八苦しつつも失敗。
試行錯誤を重ねた挙句、禁断の「爆発タイヤ」でビートを出した。(知らない人はyou tubeで検索してくれ)
火は使いたくなかったのだけどね~ ちなみにCRCは燃性に難があったのでカセットガスを使用した
ボンッと、今までの苦労が何だったのかというほどあっけなくビートが出た。
大きさ比較。
どうでしょう、IRC MB38に比べてGP110の方がでかく見えませんか?
実際に見た感じもやや大きめ、