シリンダー・ヘッド間のオイルにじみ

聖地巡礼でも全くトラブルのなかった巡航チョイノリだが、巡礼前の点検時の写真で
ヘッドとシリンダー間にオイルのにじみがあることが判明していた。

ヘッドのフィンの中でも、つなぎ目がある部分だけ湿っているのがわかるでしょうか

ほら、この写真でも。
エンジンの調子は良くて、オイルがにじんではいるもののポタポタ垂れるほどでもないので、このまま巡礼旅を敢行したのだけれど、
やっぱり精神衛生上よろしくありません。
ここはガスケット再利用などせずに、ちゃんと新品を入れたにもかかわらずこれです。ううむ困ったものだ。
対処しましょう。
 
ということで、金属カムの交換する機会にヘッドも外してみました

このエンジンは整備してから4000㎞ほど走ったのだと思いますが、ピストン頂部、バルブ周囲の燃焼室にカーボンがたまっていました。
Wakoのエンジンコンディショナーでカーボンを除去します。
黄色丸で囲んだ部位にオイルのにじみがあります。赤の丸の部分は煤が一定方向へ放射しているので
もしかしたら圧縮漏れがあったのかもしれません。
しっかり面を出して、新品ガスケットでくみなおすことにしました。

オイルストーンにオイルをつけて、面を均すように軽くシコシコこすります。
20~30回往復していると削れたアルミでオイルが灰色に濁ってきます。パーツクリーナーで濁ったオイルを洗い落として、また新しいオイルをつけてシコシコ。
4回くらいしてみました。
 
ガスケットは新品を挿入して、念のためにヘッド用の液体ガスケットも併用しました。

対角線状にボルトを締めこんでいきます。一気に締めrことなく、均等に徐々に締めこみましょう。
ここは14Nmの締め付けトルクですが、何度も何度も開け閉めを繰り返していると、
規定トルクを守っていてもメネジをねじ切ることがありますので要注意です。
 
はちまるは、最近、ここをなるべく外さないよう心がけています。
燃焼室内のカーボンを落とす時も、インテークバルブ・エキゾーストバルブの方向からバルブを押し込み開けた状態でエンジンコンディショナーを噴射して内部に侵入させたり、
なんならクランクケースを開けてピストンを抜き、シリンダー方向からエンジンコンディショナーを噴射したりしています。
ねじ切りは悲しすぎる…ってかアルミのメネジ根性なさすぎや。
 
さて、しっかり締めこんだ後はガスケットがちゃんと馴染み、液体ガスケットが固まるまで一晩おきます。
そのあと、金属カムの試走もかねて30kmほど走り、3日ほどの期間が経っていますが

液体ガスケットが少々はみ出しておりますが、オイル漏れはありませんね。

エンジン下面も合わせ面にオイルにじみなく大丈夫そうです。
 

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No title

実は自分、トモスで同じ問題に襲われ、スタッド・ボルト化したんですwホンダの流用ですが流石に日本製100%抜けず緩まず!
チョイも出来るか不明ですが微かな希望を持ってます

No title

>buchiさん
まったくその通りです。
柔らかいヘナチョコ メネジ 舐めたらシリンダーごとジャンク化だなんて困ったものです。
ここは締め付けトルク守っていても、何回も開け閉めしているとメネジ舐めます。
かといって弱めにするとオイル漏れしたりするしなあ

No title

ボルトのカブみたいなスタッドボルトだと良いんですが
自分も各所を締める時は緊張しますよ><

No title

>aka**i530さん
締めつけトルクの訂正ありがとうございます
さっそく記事、直しました。整備マニュアルを見ているのですけど、他の個所が12Nmが多かったので間違えていました。
ちなみに自分はアルミメネジの破損が怖いので12Nmにしています
今のところは漏れはないですが、オイルのにじみが出るようなら締めつけ直しすることにします。

No title

はちまるさん、先日の話ですが、シリンダーヘッドガスケットの交換を行いました。当初、中古ガスケットのコーティングを剥いで、高耐熱液体ガスケットを用いて組む予定でしたが、コーティングがテフロン樹脂らしく剥ぐのが困難で、結局はちまるさんと同じ方法で修理しました。シリンダーヘッドを砥石で入念に平らになるまで磨き上げ、組み付け後、一週間乾燥させた後に試運転しました。修理前と特に性能の変化は有りませんが、安心感はアップしましたね。それから、サービスマニュアルによると、シリンダーヘッドの締め付けトルクは14Nmみたいですが、自分は、液体ガスケットが介在しているのを考慮して、ネジ山を信じ少し強めの15Nmで締め付けました。ネジ山が舐めたらヘリサートで強化出来ますしね。今回気が付いた事は、エキゾーストバルブのカーボン付着ですね。傘の少し上、ステムの部分にカチカチなのが付いてました。バルブスティックにもつながる可能性があるので掃除しておきましたけど、今後が気になるところです。

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>aka**i530さん
コメントありがとうございます。またチョイノリ仲間が増えてうれしいです。
自分は最近は新品ガスケットを使用するようにしています。
しかしそれでも個体によっては圧縮漏れが発生するので、おっしゃるように純正ガスケットだけではなく、液体ガスケットを併用すべきかと考えています。
ここにオイルのにじみが出ていると、整備しなおしが面倒なのでしっかり手直ししておきたいところですね(^^)

No title

はじめまして。いつも参考になる記事、楽しく読ませてもらっています。さてチョイノリのシリンダーヘッドガスケットの漏れなんですが、私のチョイも少し滲んできてます。チョイノリのシリンダーヘッドガスケットって、黒いコーティングがしてありますけど、あれは私の印象では、あまり良い思い出が有りません。私、普段は建設機械のエンジンをオーバーホールしたりする仕事をしていますが、あの黒いコーティングのガスケットはすぐ漏れて来る傾向があります。直ぐに改良品が出るのですが、それはコーティング無しのものに改良されて来ます。チョイノリの場合はガスケットが薄いアルミ?板一枚なんで、なかなか難しいのですが、私は敢えて、中古ガスケットの黒いコーティングを剥がして、高耐熱ガスケットを併用してみようと思います。ちょっと暇がなかなか無いので、作業はしばらく先になりますが、終わりましたら、報告致しますね。よろしくお願いします。

No title

>さいばばさん
ここは自分が一度分解したところなので
前回の整備時にちゃんと面出ししていなかったのが悪かったのだと思います
今回も、長期使用でどうなるかわかりませんし、精密整備は素人には難しいなあと反省する次第です。
最近は中古エンジン仕入れても、極力ここを開けずに分解・洗浄をするように心がけています。
オレンジコンビはなかなか良い案ですね
冬の間、整備を楽しんで、春の剣山に備えてください!

No title

うちの今回遠征のチョイノリもオイル漏れしていたので参考になりました。今はSSの整備中なので、終わったらオレンジチョイを整備します。SSのカウルなんですが、白ではなく今のチョイに合わせてオレンジにしようかと考えています。

No title

>チョイさん
チョイノリエンジンは完璧にオーバーホールするとなると
中古エンジン一個買えちゃう金額になります
(パーツが高いのではなくて中古エンジンが安い)
整備を楽しんで、愛着ある自己整備エンジンを用意するためには安いかな
(^^)

No title

はちまるさん、
自分の最初のエンジンに同じ現象が有りました!!これから暇見つけては、オーバーホールします。勿論金属カムも、ロッカーアームやプッシュロッドやカムロッカーアームと、ピストンリング、シリンダーも交換します。勿論後期型を使用します。今ははちまるさんから頂いたエンジンが、頑張っていますよ!!
これから段々寒くなってきますのでのんびりやります!!かなりお金かかりますが!!地道にやりますね!!また、写メとれたら送ります!!
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