チョイノリ雪道チャレンジ ミズノ スノーチェーン
「たとえ路面が凍結していようとチョイノリで旅したい」
こんなチョイノリストの執念がまた新たなネタを生んだ。
去年は自作のゴムチェーンを装着し
兵庫県北部のスキー場まで雪道を走るために遊びに行った
しかし、しかしだ、
このチャレンジで使用したチェーンは針金で無理やりくくりつけたもので脱着が大変なため、いったんつけると雪のない道を走ることができない。
こんなもの、トランポでチョイノリを雪の上まで持って行かないと走れないじゃないか。
これでは「雪降る状況を超えて目的地へ行く!」 という情熱的なツーリングでできない。
雪道 極寒 ツーリングというのは…
こんな道を寒さをこらえて、雪をかき分けて、かき分けて進んでいってだなあ、
積もった雪を圧雪して、その上で野営して、
炭炊いて暖をとりつつ酒を酌み交わし、泊まっている間に大雪が降って、
翌朝 こんな状況になってて、キーシリンダーが凍ってキーさせず、
お湯を沸かして凍りつきを溶かして対処したりして
大雪降る中、何度も転倒しながら信州→神戸 まで命からがら帰りつく
こういう旅のことを言うのさ!
(2010年12月31日 信州雪中ツーリング はちまる&リョウキチ)
今年はチョイノリで行くぞリョウキチ!
ということで、雪のない道路も走れて、それでいて雪道にも即座に対応できるようなアシを準備しなくてはいけないということで、このたびミズノ スノーチェーンを購入することにしたのだ。
どんなものかわからなかったのだが、とりあえず3.00-10用があったので、
ウチの林道機のオフロードタイヤ、GP110に合う、このサイズのチェーンを2本購入してみた。
しかしながら、GP110はタイヤとフェンダー・チェーンとのクリアランスが狭く
タイヤが回転するたびにカシャカシャ干渉してしまう。
だめやんけっ
さっそくチェーン選びを失敗してしまった。
数日悩んだ挙句、メールでミズノ チェーンに相談してみることにした。
するとすかさず返事があり、3.00-10をもう少し短く加工したタイプ、またチョイノリ純正の80/90-10用など
全部で3サイズを試着のために送っていただけることになった。
間違ったサイズを購入してしまった脱力感を感じていた時に、この親身な対応は身に染みる。ありがとうございます!
この時メールでチョイノリブログのお話をさせてもらって、チョイノリ雪道チャレンジに共感いただく。
「今後、チョイノリで雪道を走る人たちのために、チョイノリに合うチェーンサイズをブログで報告しますね」
などとメールしたが、果たしてチョイノリで雪道を走りたいというキチGUYが他にもいるかどうか…
そして届いたのがこの3サイズ。
まず3.00-10 1コマ減をGP110に装着してみたが、やはりクリアランスがヤバイ
何とか走れないことはないが、チェーンが左右どちらかに少しでも振れるとフェンダーやチェーンに干渉するので危険と判断。
やはり純正80/90-10でないといけませんね。
ということで80/90-10に装着したところ、
コマ数の調整のない、ミズノチェン純正80/90-10がぴったり合った。
装着は、いったんタイヤの空気を抜いて柔らかくなったところでチェーンを合わせて、引っ掛け金具を留める。
ど真ん中の3段目で装着ができ、その状態でタイヤの空気を入れるとタイヤに密着してばっちり装着ができた。
さらに安心のためにラバー固定具を4か所装着して完成。
かなりのフィット感で、これなら安心して走行できそうだ。チェーンとの干渉はない。
フロントはこんな感じだ。
こちらもぴったりフィットして
クリアランスも大丈夫だ。
これだけ狭い空間にチェーンを配さなくてはならないので、サイズフィットは非常に重要です。
フロントは2段目に引っ掛けることになった。
試着をさせてもらって、チョイノリにピッタリ合うチェーンがわかった。間違って購入してしまった3.00-10の返品にも対応いただけて非常に助かりました。ミズノ チェン様 ありがとうございます!
とりあえず、はちまる号、リョウキチ号の2機体にそれぞれ2本づつ合計4本を準備した。
お聞きしたところ、後輪だけの装着でもマズマズ走れるとのことなので、滑りがたいしたことなければ後輪のみの装着で行ってみよう。
2本あれば、豪雪時に前後装着できるし、1本切れたときの保険にもなるしね。
チョイノリストの皆さん、雪道 走るなら
こちらで注文してみては。
この冬、雪をも溶かすチョイノリ情熱で雪道を楽しもう!って
こんな旅するキチGUYは我々だけだろうな~
2012.11.30追記
ミズノチェン様にこの記事を見ていただいて
ラバー固定バンドを逆に装着したほうがタイヤに傷をつけない というご指導いただきました