チョイノリ・カニツアーwithリョウキチ
毎年冬に日本海側へカニを食べに行っているバイク仲間たちと例年通りカニツアーに行くことになり、
リョウキチも同じ仲間内なのだが、彼の誘いもあって今年はチョイノリで行くことになった。
姫路に巡航チョイノリを2台用意し、新幹線で横浜→姫路に来たリョウキチと二台で出発。
曇り空だが雨は降っていない。これから北へ向かうため防寒装備を万全に整えた。
出発前の二機と二人、ダウンの上に合羽を着てモコモコになり、動きづらい。
ハンドルカバーも装備し、もしものためにスノーチェーンも積載。持ち込みのビールも積載した。
姫路から312号線を北上する、山越えルートなので徐々に高度があがって冷えてくるが、たいしたことはなかった。
道の駅「朝来」に到着。
途中、巡航2号がのぼりで失速することがあったが、乗ってみるとどうやらガス欠症状。
13T-25T化で回転数が下がったために負圧が弱くなって負圧コックからのガソリン供給が減少したためと判断し
コックをPRIにしたところ症状消失した。
以前に経験ある症状だったので、何の問題もなく対処できた。帰ったら負圧コックに喝入れよう。
その後は両機ともに問題なく巡航、同じ13T-25Tのスプロケなのだが、どうも
巡航1号機の方が平地~下りで1~2km/hほど速く
巡航2号機の方が登りで1~2km/hほど速い、抜きつ抜かされつつ進んでいく。
これは金属カムと樹脂カムの違いか、それとも個体差か、あるいはハイスピードプーリーが
巡航1号機はオートボーイ製、巡航2号機がNRマジック製なので、その違いかもしれない。
ほぼ同速度の二機でのツーリングは楽しく、フルスロットルのはずなのに、前機との差が全く変化なかったりするので笑えた。
片道150kmを走破して宿にたどり着いた。
到着した時にはもう真っ暗だった。
道中、小雨が降ったものの寒さはたいしたことはなく、路肩に雪が残っていたが、路上には雪なく
チェーンの出番はなかった。
やっぱり年こさないと雪は難しいね。
宿にはバイク仲間がすでに到着しており、風呂に入って食事になる。
持ち込んだビール2Lをゴキュゴキュ飲みつくし、焼きカニ・茹でカニ・カニ刺身のカニずくしを食い倒し、
鍋の後のオジヤも満腹食べたぜ~ 腹いっぱい!!
1年ぶりに合うバイク仲間たちと懐かしい話題で盛り上がり、近況報告しあって夜遅くまで楽しく語り合った。
チョイノリにのめりこんでいるのははちまるとリョウキチだけなので、みんなからはチョイノリ遠距離ツーリングなんてよくするね~と変に感心された(あきれられたのかも??)
翌朝、行きに見かけた路肩の雪で遊ぶため、メンバーとは別行動で出発。
丹後半島の北は日本海です。
オー荒波やね~
海沿いを走っているとはいえ、ところどころに峠があり、
峠のてっぺんの脇に昨日目星をつけていた雪の残る林道があったので、そこに侵入した。
残雪は少なくチェーンを付けるまでもない。
後輪が空転する場面も多かったが、何とか走れるのでそのまま奥へ進行。
できれば雪降る中を走りたかったね。
年明けに雪中ツーリング企画したいものだ。
この道はトンネルができる前に使われていた峠道のようだが、現在は廃道になっているようで
奥に行けばいくほど倒木やガレ場が出現し、道がぬかるんで泥だらけになってきた。