速度警告灯が点滅するわけ
チョイノリ純正メーターでは、30km/hを超えると速度警告灯が点滅する
30km/hに達したら電流が流れる構造については、以前に記事にしたが
点灯ではなく 着いたり消えたり点滅するのはなぜか…ずっと不思議に思っていた。
昨日、メーター内部をしげしげ眺めていたら、構造がわかった。
まず、30km/hで点灯する仕組みは、この遠心マグネット部分の出っ張りがキモになる。
速度計指針とつながっているので、速度により回転していき
緑丸(メーター金属函体電極取り付け部分)と青丸(赤丸から繋がる電極取り付け部分)が導通して電流が流れるのである。
さてそれではなぜ、点灯ではなく間欠点滅かといいますと。
接点構造を外した写真で見た写真ですが、
この赤丸の部分、オドメータードライブギアがただの円柱ではなくでっぱりがあり、これが機能しているのであった。
図で書きますと、
30km/hに達していない時は、緑のオドメーターギアが回転しているが
出っ張りが接点に当たっても、マグネット遠心メーターには接しない。
これが、30km/h以上になると
マグネット遠心部分のでっぱりが張り出してきて、
その状態で、オドメーターギアのでっぱりが接点を押し出すと
緑のオドメーターギアは走行中常に回っているので、接点は元に戻ったり押し出されたりするので
30km/h以上の走行中はずっと点灯と消灯を繰り返すということです。
これが原理でした。
…ということは、
1、
オドメーターギアの回転速度は速度により変化するので、人間の目では感じ得ないけれど、
速度が速くなればなるほど点滅の速度は速くなっているはずなんですよね~
微々たる違いなので全然わからんけどね。
2、
オドメーターなしのスピードメーターにも、このオドメーターギアが装着されていたのは、
実は点滅機構を維持するためだったんですね~
謎が解けましたよ
(^^)