剣山スーパー林道2013 ⑤
広場を出た後、とことこ西へ進んでいくと
「この先12kmで通行止め」という標識が出てきた。
舗装路へ出るエスケープロードがあるのだが、せっかくなのでどこまでいけるか先へ進むことにする。
ここでオンロードタイヤのエストレアさんとはお別れした。
3台で先に進む
さらに進むとバイクが通れないようにワイヤーで閉鎖されたところがあり、
そこにいたオフローダーたちから道が崩落していて通行は不可能であるとの情報をもらった。
でも、あきらめきれないのでチョイノリ2台は先へ進む。
ここでセローさんともお別れになった。
さらに進むと。
ででーん
道がなかった…。
道に土砂が乗っているような状態だったら二人で協力してチョイノリを乗り越えさせるのだが、道がないとなるとどうしようもない。
林道起点から57kmの地点。ここで進行不可能になってしまった。
右端の細い路側帯、ここ通れないか試しに入ってみるが、とてもじゃない無理だ!
人ひとりで通るのも危険。
足の幅ぎりぎりくらいしかないし、この下は断崖になっている。
しばし二人で相談して、進行は断念することにした。残念だが仕方ないのだ。
さて、これからどうするか。
一つは、先ほどのエスケープロードから迂回してこの先の林道に入りなおして残りを走るという方法があるのだけれど、
エスケープ分の走行距離を走るとガソリンが足りなくなってしまう危険性が高い。
悩んだのだが、時間の余裕もないのにワンチャンスにかけている場合ではないので、エスケープロードからいったん軽トラまで引き返して態勢を整えることにし、
次は剣山林道終点からこの崩落場所まで走って「完走」を目指すことにした。