林道走行試験2(ガソリン漏れなど検討)
氷ノ山林道を無事走破して
つかの間の舗装路から次の鉢伏山に向かう。ここまでで26km。
写真左側の奥から来て、今度は右奥のほうへ登っていく。
以前ジムニーにチョイノリ積んで雪道探しに来たところだ。景色が懐かしい。
鉢伏山~瀞川山の林道では、この日マラソンが開催されていて、
ランナーとか給水所に出会った。
あった人からスクーターできたんかいな という奇異な目を向けられ、
幾人かの人からは拍手をもらったり手を振ってもらったりした。
むむ~ 恥ずかしい。
下りで快速ガンガンに走りこんでいるときには誇らしいのだが、のぼりの時速10km/hという低速走行の時に手を振られると、走り去るまでに時間がかかりこっぱずかしいったらありゃしない。
あとオフロードバイクの集団にも出会い、
下りでは後ろについて走って、結構ついて行けたりした。
で、終点到着。
ここまでで48km。結構来たな~。
ガソリンも持ちそうだったので、このまま引き返していく。
給水所の人たちに、さっき走って行った原付がまた帰ってきた~と拍手を浴びる。はずかしい。。。
帰りは写真も撮らずガンガンに走りを楽しんだ。
ガレ場も岩にガンガンエンジンガードをぶつけながら帰っていたところ、最終10km手前あたりで突然のエンジンストップ。
ガソリンはあるし、調子よく走っている最中に突然のストップだったので、点火系かな~
エンジン冷えたらプラグ抜いて確認しようかな。
なんて思っていたら
カプラーが一個抜けていた。
それだけすごい振動なんですよ。
差し込んで無事始動する。
この後はだんだん両手の前腕が痛くなってくる。
氷ノ山南側のガレ場がかなりの苦痛。体にかなりの揺れが来るのだが、人間は腹ん中の臓器が揺れ動かないように知らず知らずのうちに腹筋を固くして内臓固定している。
この筋力がもう限界なのだ。
前腕と腹筋がいっぱいいっぱい。呼吸も痛い。ウエックヘッ グググ などと変な声出しながらも走り続ける。
いったん止まるともう走り出せない気がして、このまま走り続けた。
ここらへんから、振動の影響が車体に出始めて、フロントカウルがグラングランになってしまった。
フロアボードをつけていなかったので、フロントカウルが内部のステーだけの固定状態だったため、負担が一点に集中し、内部ステーが折れた様子。
足でフロントカウルを固定しながら、さらに走り続ける。
そして全行程走破完了。
なんと帰り44kmで合計92kmを走行した…
剣山林道より長い距離 走ってしまった。
まあ舗装区間も多いので、単純に比べられないのだが、エンジンガードはこの通り。
ちょっと感動した。ほぼ無傷なのだ。
アルミのエンジンガードは強度を増すために波打ち構造をとっていて、その分、下に突出しており有効車高が減る。
それに比べてこの鉄エンジンガードは下面が完全平面なので、アルミエンジンガードよりヒットの回数が少なかった。
さらに、かなりの衝撃でぶつかったとしても、岩を跳ね返し、打ちこわす。
アルミとは比べ物にならないい強固ぶりで感心した。
重くなるのだが、そこはやはり鉄、鉄壁ガードだ。採用!!
マフラーステーは全く損傷なく健在。
やはり吊り下げ方向のステーにしたのがよかったようだ。
フロントカウルはぐらぐらになっている。キー差し込み口を見てもらえばわかるように、本来の位置から大幅にずれてしまっている。
次回の記事で記すが、振動で内部のステーがぶち折れたのだ。溶接補修しよう。
ここはフロアボードを取り付けることで損傷は防げる。次からはちゃんとボード付けよう。
で、手には水ぶくれ。
体中筋肉痛。ライダーも無事ではいられない。90km/1日はつらいね。
気になる燃費だが…すごい。
3L満タンでチャレンジ開始した。
帰ってきてから残量測定500ml。
ってことは92km/2.5L=36.8km
3L満タンだと110km走れる。
いままでキャップやドレンチューブからいかにガソリンが漏れていたかがわかる。
この道は舗装路も多かったのだが、ガソリンのドレンからの漏れを完璧にタンクに返す機構を構成できれば、
剣山林道も予備ペットボトルガソリンなしで走り切れるのではないか。
持参ガソリンは減らしてビールに換えよう(^^)ヘッヘヘヘ
今後の予定
1、カウルステー補修
2、ガソリンキャッチタンクの改良