八式林道局地戦闘機-wikipedia
チョイノリ林道機のwikipediaもどきをつくってみた。
零式艦上戦闘機を参考にして、二次大戦中の兵器風に、あることないこと書いてみたぞ。
八式林道局地戦闘機
八式戦(はっしきせん)、八戦(はっせん・ぱちせん…とも)、はち八(はちはち)の略称で知られている。
現在でも補修改修が進められ、さまざまなバリエーションが存在する。
簡易スクーターであるチョイノリに林道戦闘能力を付与した傑作機であるが、乗員への過酷な体力的負担や戦闘中の機体損傷への不安からごく限られた熟練パイロットにしか操れない難操縦機としても知られる。
八式戦の開発元ははちまる内燃機工業であるが、はちまる内燃機工業のみならずKSK金属加工技研でもライセンス生産され、着脱可能という特性を持ち汎用性のあるKSK製が生産数において上回るのではないかと予想されている。
名称

当時のチョイノリ戦闘機はチョイノリ皇紀の下二桁を名称に冠する規定となっていた。八式戦の「八式」の名称は、制式採用・林道実戦投入された2011年はチョイノリ皇紀008年にあたり、その下二桁「08」に由来する。
開発元である「はちまる内燃機工業」の「はち」に由来するという説もあるが、文書として残る証拠はなく伝聞のみによる情報であるため、語呂的にマッチしたために立った噂・憶測の域を出ない。
開発当初は林道機が一般的ではなく、林道機=八式戦であったため「林道機」とのみ呼称されていたが、KSK金属加工技研の参入により機体数が増え、これらをまとめる制式呼称として「八式戦」が使われるようになった。
海外、主に英語圏では「ハチ・ファイター(hachi-fighter)」ドイツ語圏では「アハト・ヤークトフルークツォイク(Acht-Jagdflugzeug)」中国語圏では「パー・ジェン・ジー・ジー(八歼击机)」と呼ばれる。
連合軍がつけたコードネームは「NORI」(ノリー)であったが、現場の将兵には「ハチ」と呼ばれることが一般的であった。
諸元
制式名称 | 八式林道戦闘機八一型 | 八式林道戦闘機九二型 | 八式林道戦闘機零一型 |
開発元 | はちまる内燃機工業 | はちまる内燃機工業 | KSK金属加工技研 |
発動機 | Z401空冷単気筒 | Z401空冷単気筒 | Z401空冷単気筒 |
出力 | 2PS | 2PS | 2PS |
排気管 | メキシカンマフラー | 水道管マフラー | KSK屈曲マフラー |
発動機防御板 | 常設型スチールガード | 常設型アルミガード | 脱着型アルミガード |
燃料容量 | 3L | 3L | 4.5L(KSK増槽) |
生産機数 | 1機 | 1機 | 2機 |
主要装備
1、悪路用タイヤ

未舗装戦場を走行するためにブロックパターンのタイヤが採用されている。悪路対応力に優れたMX51モトクロスタイヤは有効車高の減少を招き、エンジン防御装甲に多大なダメージを来したため、第二次剣山林道戦役からはGP110に変更された。
右)MX51モトクロスタイヤ 左)GP110
2、スクランブラーマフラー

フロアボード下に存在するマフラーは損傷の危険が大きく、マフラーをサイドから右後方へ配管するマフラーが採用されている。当初は、はちまる内燃機工業が開発した「水道管マフラー」が採用されていたが、サイドに張り出す配管が乗員の下腿を焼くという事故が発生したため、メキシカン重工から提供を受けたメキシカンマフラーが制式採用された。(資源不足のため非正規ながら水道管マフラーも実戦投入され続けている。)
3、エンジンガード

初期型ではSL230用エンジンガードの流用装着とされていたが、林道戦闘時の損傷が激しく、ほぼ使い捨てとなっている状況が懸念され2013年に鉄製オリジナルエンジンガードに改装されている。この改装により耐久性が改善された。
特筆するべきはKSK金属加工技研の着脱式エンジンガードの開発である。このパーツの登場により八式戦が溶接技術のない前線基地でも運用することが可能となり、広く日本各地の林道戦線へ投入されるきっかけとなった。
4、タンクキャップ密閉スポンジ
この技術開発により燃費が格段に向上したことで八式戦の長大な航続距離が実現され、増槽なしで氷ノ山・鉢伏・瀞川林道の往復渡洋攻撃が成功。次期剣山林道作戦も予備燃料なしでの攻略が期待されている。
5、ガソリンキャッチタンク
キャブレタードレンからの燃料漏れに対応するべくガソリンキャッチタンクの増設が急がれている。現行のキャッチタンクは走行中の漏れと燃料回収に問題があり、改修案の立案中であるが、2013年現在、完成のメドはたっていない。
投入戦歴
第一次氷ノ山林道作戦(2011)

侵入数kmにて発動機防御板の損傷が激しく完走せずして撤退に至る。八式戦にとっては苦々しい初陣となった。搭乗パイロットであった鉢丸大佐が「こんなもので兵を戦場へ送り出す首脳部はいったい何を考えているのか」と抗議し、この後、八式戦は大幅な改修へ向かうことになる。
第一次剣山林道攻略戦(2012)
第二次剣山林道攻略戦(2013)

二機の八式戦による単独走破作戦。林道の崩落というトラブルがあるも、合計100km以上の未舗装路を完走した。野営道具過積載状態での作戦成功を受け、参加パイロットのリョウキチ中佐から「傑作機」との評価を受ける。
第二次氷ノ山林道攻略戦(2013)
氷ノ山林道に続き、鉢伏山・瀞川山まで侵攻して往復し帰還した。密閉キャップの採用にて燃費の向上が実現し、全行程90kmあまりを無給油で完走した上、悪路の繰り返す衝撃にも耐え抜いた鉄製発動機防御板の堅牢性が証明された。
評価
日本一ヘナチョコなバイクとして認知された同機体での林道走破はライダーの整備・改修能力を知らしめることとなり、困難を乗り越えて作戦を達成した喜びはひとしおであったという。
当初は軽量車体を生かした林道走破のみを目的としたが、予想外に耐久性が高いと判明すると過積載での野営走破旅へ運用思想が変化し、現在では日本国の林道最終決戦兵器としての地位を確立している。
現在も林道作戦での教訓を生かした改修が進められているが、エンジンの性能上、これ以上の装備追加は自殺行為であるとの評価もある。
最後まで読んでくれた人 ありがとう
最終決戦兵器… ぷぷぷ…(^∀^)