ガソリンキャッチタンク装備
聖地巡礼でもりあがる昨今、およびでないかも知らんが林道ネタを少々。
前回、林道の揺れでキャブのドレンチューブからガソリンが漏れだしてくる症状に対し、ガソリンキャッチタンクを装着したが、
試作品のタンクでは
1、30ml以上のガソリンがたまると漏れてしまうこと
2、たまったガソリンをタンクに戻すのに注射器を使用するとシリンジ内ゴムが損傷すること
がわかった。
以上の実地検証結果から、軍からの要求性能は以下の通り
1、少なくとも100mlのガソリン貯留があっても漏れないタンクであること
2、たまったガソリンをタンクに戻すために、別箇用具が必要にならない構造であること
3、悪路でタンクが外れたり損傷したりしないこと
これらをクリアするためにはちまる内燃機工業が出した回答は…
これだ。
ペット用の給水ボトルキャップ。
これはペットボトルにフィットする。
まずは先端の金属キャップを外して、内部の栓になる金属ボールを取り出す。
これでただの筒になった。
タンク用ペットボトルは280mlの小さなものにした。
悪路の凹凸がすぐ下にある為、あまり大きなタンクにはできない。また、あまりに大量にガソリンをため込むとタンクが重くなって接続部に負担がかかることから、重量的に軽いサイズにした。
これで必要十分の大きさだと判断。
給水キャップのアームに穴をあけ、間にゴムクッションを挟む。
そしてエンジンガードのフレームにボルトで固定し、給水筒の中にドレンチューブをいれた。
これで完成。
これなら、口が長いため、少々の揺れでもガソリンが上へ漏れだすことはなく、1の要求性能を満たす。
このボトルキャップの良いところは
また、固定部位がボルト一個だけにしてあるのは