琵琶湖包囲作戦06
準備ができて出発、南下して奈良市に入り、そこから国道308号線に乗って西へ。
久しぶりに前期型純正11T-36Tにのったが、なんとも乗りにくい。
停車からの発進が強くなったが、そんなことよりもチョットスピードを出せば高回転でウオンウオンうなるエンジン
回転数頭打ちで出ない速度が不快でしゃあない。
よくもまあこんなギア比で乗っていたなあという感覚だ。
激坂チャレンジのための登攀性能重視なのでしゃあない。
せまい国道。そして坂がきつくなってくる。
なかなか普段走ることのない坂道だ。
登坂能力の順位は
1、メキシカンオレンジさん
12T-36T +軽量車体
2、はちまる
11T-36T +キャンプ道具過積載
3、まつきちさん
11T-30T +キャンプ道具過積載
4、チョイサンタさん
11T-36T +超絶過積載
やはりスプロケもさることながら、積載量がネックな様子だ。
メキシカンオレンジさんは遅いながらもグイグイ登攀していく。
はちまるも何とか上がっていくが2か所ほど乗りながらの足補助が必要であった。
フルスロットルにしながら、周囲の景色が存分に楽しめる低速走行。
なかなか面白い環境ですね。
頂上まで来ました。
次は下りです。
下りはブレーキがなかなか厳しく、握りっこみぱなしでも止まるまでにずいぶんと進んでしまう。
二人乗りのスクーターはエンジンブレーキが使えずブレーキ加熱で効きが悪くなり、降りて手押しされていました。
峠の大阪側には最大斜度の難所があります。
この坂、すごすぎ。
はちまるが写っていますが、これは出たがりなのではなくて、
はちまる号がリアの積載物の影響で重心が後ろになり、この坂ではフロントタイヤが浮いて、さらに後ろへ…
ウイリー状態から後ろにひっくりかえってしまうために前で支えているのです。
そんな大げさな…
って思ったあなた。
ウイリーしないメキシカンオレンジ号とはちまる直立の写真をご覧ください。
超絶激坂!
チョイノリはこの激坂を登攀できるのか?
キャンプ仕様のチョイノリたちでは不利なので、全チョイノリストとスズキの威信をかけてメキシカンオレンジさんが、ここの登攀に挑戦。
なんと登れたー!
激坂をクリアした後は下りきって茶屋で休憩。
すべての旅スケジュールを終えた一行、乾杯です。