剣山林道走破作戦2014 ④
負傷者を出した林道旅、だからといってチャレンジをあきらめるわけにはいかない!
先に進もうぞ~
初年度、二年目、どちらも通行止めになっていた那賀町側のゲートが、今年は開いていた。
助かるナア。
ここまでの悪路でエンジンガードをガンガンにぶつけてきたため、各車の状態は徐々にひどくなっている。
KSK機はKSKエンジンガードのステー溶接部がブチ折れ。
下に垂れ下がってただでさえ低い有効車高がさらに低く!
はちまる林道1号機はエンジンガードが鉄なので頑丈だが、エンジンとの接合部のボルトがひん曲がっていた。
ここは曲がってくれるおかげでエンジンのケースへの衝撃が和らいでいるはずなので、これはこれでよろしい。
各車とも損傷あるも機関は良好。順調に距離を稼いで、下りではグイグイ走り込んでいた
その時っ
どっすーーん。
ハチマル被弾!
直線をまっすぐ走っていただけなんですけどね~、タイヤが何か踏んだのでしょう、急にリアが右に激スライドして、気が付いたら修復不可能、体が地面に叩きつけられ、足に乗機が乗っかってきた。
いてえーーいてえよ~
後ろを走っていた88さん「大丈夫か!車体をどけなくては」 (素の友愛救助精神)
はちまる「… … … 写真を… 早く…」 (チョイノリ ネタ魂)
リョウキチ「ひゃっひゃっひゃ(笑) 写真撮るから そのまま そのまま」 (ただのサディスト)
乗っかった車体をどけてもらう。
左ひじ、左腰、左足に打撲はあるものの、幸い創傷はなくアザのみで流血なし。
いってーなあ。
フロントカゴがボッコボコだ
力いっぱいひん曲げて、何とかものを入れられるスペースを作って、継続使用。
メーター側の共締めネジもぶっ飛んだので、固定が甘くなりふらふらに揺れている。
まあ走れるだろう。
負傷もたいしたことない。先に進もう!
痛みをこらえながら先に進んでいく。
しばらく進むと、また先行するハチマル リョウキチのみになってしまった。
後続がなかなか来ないので、引き返してみると
88林道機体がエンジンストップし、キックしてもかからないとのこと。
フロアボードまで外して原因検索を進めていた。
ここではちまるアドバイス。
とりあえず、ガソリンがキャブまで来ているかどうか、負圧コック車なので負圧異常も疑ってコックをPRIにしてみたらかかります?
ってやってみると、ドレンチューブからガソリンダダ漏れ、ああーわかった。
これチョイノリの持病みたいなもんですよ、キャブのドレンボルト緩みですね、
ボルトを締めてエンジンかかりました。
大したトラブルでなくてよかった。
しかしながらここまでに88機体は路上にガソリンをまきながら走ってきていたわけで、燃費が悪くなってガソリン欠乏の危険性が出てきた。
88さんは1Lの予備ガソリンを持ってこられていたようで、それを継ぎ足されました。
さらに先に進行。
途中、広場で休憩し、おやつ代わりにカップラーメンを食し、
さらに進行。
本日の宿泊スポットの山小屋まで来ました。