聖地巡礼作戦2014① 往路
大成功に終わった聖地巡礼作戦2014、
すでに参加チョイノリストさんたちのブログ記事がどんどん記載されていて、
はちまるの知らない皆さんの旅の内容を垣間見れて、非常に楽しく読ませてもらっています。
ここでははちまる視点の巡礼の様子を記事にしていこうと思う。
はちまるは出発が9月14日の朝なのだが、自走で現地を目指す方々はそれ以前に出発している。
そのため、先に連絡掲示板を作成したのだが、各方面隊からの進行状況を知らせるコメントが続々入り、仕事中のはちまるもあたかも一緒に旅をしているように楽しく閲覧していた。
そんななか、9月13日の午後1時51分、チョイサンタさんから「機関停止」のコメントが!!
あらあら、順調に走行していた車体が急に停止するなんてどうした事だろうと、続報を待っていると
復旧不可能で公共交通機関で帰投するとのコメント…
このとき、勤務も娘の運動会も終了していて家族で赤穂市の大石内蔵助神社に観光に行っていたのだが、仲間の被弾に気が気でない。
なんならエンジン積んで救援に行こうかと考えてチョイサンタさんと連絡を取ったが、どうも帰宅後車に乗り換えて停止機体をピックアップし巡礼に向かうらしく、安心した。
その後は問題なく皆さんそれぞれの泊地に落ち着いたようだった。
9月14日 朝。
7時に出発すれば間に合うところを早起きと、かねてからの万全の準備のため6:30に出発。
佐賀から参加のkoroさんとの待ち合わせ場所である六甲アイランドのフェリー乗り場へ向かう
天気は快晴で文句なしの巡礼日和。到着後朝食を食べつつ待っていると
阪九フェリーが到着した。
デッキに数人の乗客が出ている。この中にkoroさんはいるのかな…どこかな…
っっ! そうだ そういえばkoroさんの顔見たことなかったわ。
自分のチョイノリTシャツが見えるように背中を向けたりしたが反応する人はおらず。
もうチョイノリの下船準備しているのかも。
アルファード母艦のリアハッチを開けてラダーを準備し、迎える準備は万全だ。
隣のトラックに何があったのかは知らないが、フロントがえらいことになっていた。運転気をつけようっと。
そうこうしていると
聞きなれたZ401エンジンの音とともにkoroさんが現れた。
えらい遠いところから、兵庫県にはるばるようこそ。
しかし旅はまだ序盤です。これからさらに東へ…・。
ブログ記事では何度も拝見しているこの車体。
とうとう実物に会いました。
軽く話した後は一緒にチョイノリ積載準備にかかる。
燃料タンクキャップの密閉ゴムを付けて、キャブのガソリンを抜いて、いざ積載
サイドバックがない分、積載は楽で助かった。
二台のチョイノリもすっきり積載完了。予行演習していたからね。うまくいった(^^)
ここからは二人、アルファードで浜松を目指す。
koroさんと車中で話をするが、やはりチョイノリスト同士なので話があう。
チョイノリネタの話からチョイノリスト友達の話、例年の巡礼の様子など語り、話が盛り上がったため気を取られて普通に道を間違えた!
いつの間にか湾岸線から和歌山方面へ向かう道を進んでおり、あわてて引き返してもとの道にもどるが、
そのあとも話に夢中になって何度も分岐点をやり過ごしそうになる。
はるばる九州から来た客人に
「ナビがここで曲がれって言ってますけど、」と注意喚起いただき、
「ああ、そうですね、危ない危ない。」と、なんとか道を間違わずに進む感じで東へ進む。
連絡掲示板には続々とコメントが入ってきているが、
その中に、だいさんから「スプロケ外れた」とのコメントが。
スプロケ?フロントかな、リアかな?外れるとしたらフロントか?
二人で話していると続報、
「グリップがなくなりました」
??
グリップ抜けたのかな?でもグリップくらいなくても走れるでしょうに。
先ほどのスプロケはなんとかなったのかな?
後で聞いたのだが、実はこのとき、だいさんチョイノリのフロントスプロケが走行中に吹っ飛び、
フロントスプロケを留めているクリップがなくなったのだった。
あまりにあせってクリップをグリップと書いてしまったらしい。
0.7mmの針金をクリップ代わりに縛り付けて事なきを得たとのこと。
無事修復できてよかった。
ってか吹っ飛んだフロントスプロケット手裏剣が人に刺さらなくてよかったね(笑)。
さらに進んでいると、今度はさいばばさんからコメント、
「自走不能、ギアが逝きました。」
と。
自走不能!?ギアってどこが壊れたのだろう、ファイナルギアが走行中に損傷するのは聞いたことがないけど…。
とりあえず、さいばばさんの現在地を尋ねると、藤枝市のダイソー緑町店の駐車場とのこと。
「koroさん、藤枝市のダイソー緑町店の電話番号って調べられます?」
「ネットで調べたら、この番号ですね、」
「じゃあそれを車のナビに入れてみたら…、ここから約100km、高速85km/下道15kmか、1時間で行けそうですね。そしたらこれからさいばばさんを救援に行きましょうか」
「集合まで2時間だから、現地で降ろしてもらってもチョイノリ走行では集合に間に合わなくなりますね」
「なら、先に集合場所の近くのICでkoroさん降ろしてから行きましょうか」
「一番近いのは… 浜松西で降ろしてもらったら自走でいけます」
「じゃあそうしましょう」
二人いるので調べものも早く、即座に方針決定、これより司令部はさいばば機体救援に向かう!。
時間的にはギリギリなので、浜松西ICについたら料金所の先で即、koroさんを降ろす。
道のわきで原付を降ろすおっさん2名。おっかしーの。
高速道路公団の職員は見て見ぬふりだ。
降ろしたらすぐにはちまるはアルファードでUターンし、高速道路に戻る。
koroさんは高速出口から原付で一般道へ、さぞや変な光景だったことだろう。
車で高速と下道を走り、1時間少しでさいばばさんの待つ駐車場に到着。
「おーー久しぶり、1年ぶりやね~元気?」
いやいやそれどころではない。
見てみるとフロントスプロケットの軸がグラグラ。おーこんなことになるんや。
このときは折れているのかと思ったが、実はベアリングの破損でした。
自走は絶対無理なので、今度はさいばば機を積載する。