リアホイール ベアリング抜き

はちまるはベアリングプーラーは持っていない。
ベアリングがいかれてしまうような損傷の経験がすくなく、なくてもいいやと買っていなかった。
そんな折、金属加工の達人isさんのブログにアンカーボルトを用いたベアリング抜去法が紹介されていて
これなら自分にもできる!と試してみることにした
 
必要な用具を購入するために近所のホームセンターに行く。
レジのおばちゃんに「アンカーボルトってどこにありますか?」と聞くと、「この奥です」と即答。
結構メジャーな商品のようである。
いろんなサイズがあるのだが、今回抜くベアリングは6200という規格で、サイズ的には
内輪径(mm):10  外輪径(mm):30  幅(mm):9  というヤツ。
内掛けで引っこ抜くので、必要なのは内輪径、つまり直径10mmの穴に差し込めるサイズであればよい。

買ってきたのがこれ、予備も含めて2個買った。
筒状の本体に釘を差し込んで叩き押し込むと、筒の先が広がるという仕組み。

サイズは直径が9.8mmくらいだった。
規格名はよくわからなかったので定規を持って買いに行ってくれ。
1個100円くらい。やすい。
 
ベアリングが損傷しやすいのはリジットフレームになっている後輪のほうかと思うので、
林道機の後輪をモデルに外してみる。
林道での酷使のため動きが渋くなっているかもしれないと思ったけど、実際指で回してみるとスルスル回転していて問題なさそうだった。
まあよい、ネタのため外そう。
 
まずはスプロケット側のゴムシールを外す。

マイナスドライバーを差し込んで、ベアリングとゴムシールの間に潜り込ませる。
入ったらドライバーを回して、てこの原理で浮かせる。これを全周少しずつやって抜く。
抜いたらベアリングが露出する。
 
これで準備は完了した。
それでは抜きの作業に入る。

ブレーキドラム側から外してみる。
アンカーボルトを挿入し、中央の釘を打ち込む。
アンカーボルト本体はナットで引っかかっているのでこれ以上は入り込まない。
釘のみが先に押し込まれていき、釘の先がアンカーボルトを内部で広げる。
このとき、ベアリングの厚み9mmか、9mm+αのみの差し込みでした方が、ベアリングの奥に設置されている内筒を保護できるかと思ったのだが、
差し込みが甘いとアンカーボルトの先が開かず、釘が曲がってしまう。
アンカーボルトはスカート状に開くため、しっかり挿入して、開く部分をなるべく奥にしておいた方がよいようだ。
これでベアリングはアンカーボルトに固定されたわけだが、
このアンカーボルトを引いて抜くのは無理なので逆側から叩きだす。

逆方向、スプロケット側から棒を突っ込む。
自分は余っていたアクスルシャフトを利用した。
ハンマーで殴るので、いらない棒(or アクスルシャフト)にしよう。
コンコンと軽く叩いて大丈夫か確認しつつ、少しずつ力を強めて叩きだしていく

ぼっとん。
反対側にベアリングが落ちた!
成功。

抜けてきたのはこんなもの。
左がアンカーボルト&ベアリング。
右がホイール内部のカラー筒。
アンカーボルトは再利用できるので外す。

奥に差し込まれた釘を抜くため、先端の十字の隙間にマイナスドライバーを差し込んでハンマーでコンコンし
釘を外し落とす。
写真では木の台座を使っているが、金属の台、もしくは万力に挟んだ方がやりやすい。

そのうえで広がった先をペンチで締めて元の形に戻す。
するとベアリングが抜けて、また利用できる。
次は逆側。
 

スプロケ側にアンカーボルトを差し込んで、釘をコンコン…
ワオ 最後まで釘が入ってしまった。
 
先ほどとは違って、今回は内部のカラーが抜けており、
ベアリングの奥は狭いカラー筒ではなく広いホイール内空間であるため、アンカーボルトが思う存分広がるのだ。

逆側からみると一目了然!って写真が悪くて見えないか。
こちら側から当て棒をして叩きだす。

ほらね広がりがすごい。
同じようにアンカーボルトを直してベアリングを取る。
(2014.10.02追記
KSKさんからの情報ですでに一個取った後の反対側はアンカーボルトを使わずとも
裏側からナットをつけたアクスルシャフトを挿入して叩き出すことができます。)

外したベアリング。
ガンガンと叩きだしたのだけれど、意外に全く損傷なく再利用できそうなほどだった。
せっかくなので挿入は新品を買ってみようと思う。
純正はご覧のようにシールのない開放型で6200という型番。
アマゾンでも1個300円くらいから購入できる。
装着編はまたの機会に。
 
安価な取り外し方法をお教えいただきました is さん
並びに作業を記事にしてくれたkoroさん に感謝。
あとメキシカンオレンジさんからの指摘で、すでに ふもももさんも実践し記事作成していた
 
 
 

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非公開コメント

No title

>KSKさん
叩き込んだ記憶はないのだけれど
次、動きがしぶかったら、軽く抜く方向にたたいて様子見てみよう

No title

>koroさん
打ち込み前に情報ありがとうございます
また調べてみますね

No title

私の記事に対するふもももさんのコメントで、「ベアリングは左側から打ち込む」らしいです。
整備マニュアル持ってる人は知ってるのかもですが、私は知らずに、多分、、、、いや、間違いなく右側から打ち込みました(;;
明日、何とかならないか処置してみる予定。

No title

わからんけど、叩き込み過ぎの状態だったのではないかねー??
叩き込み過ぎの状態で、ゴリゴリ部分はやや横方向で、
抜いたら解放されてよく回るようになる。
という感じかね?
抜いたやつを横方向に押さえ付けて回したらゴリゴリ感が感じられるかも?

No title

>ふもももさん
純正のベアリングも6200としか書いてないので
一般の6200と同じかと思っていたのですけど
ちょっと違うのか。
比較してみますね
(見てわかるものではないだろうが)

No title

KSKさん
アドバイスありがとう
叩き込みのときに気を付けてやるさ~
そういや、うちのベアリングは、最初ゴリゴリで動きが固めなんだけど
この方法で打ち出すと、めっちゃ動きが良くなっているのだ。
衝撃で改善するのかな?

No title

はちまるさん&koroさん>
一般に売ってる(普通)のは純正で使用されているものより隙間が狭く
焼き付いたり固着したりするらしいとの噂を耳にした事があるので
使用レポート期待してます(おぃ
あぁ…やっつけの恥ずかしい記事が晒されてる(笑)

No title

そうそう、モノにもよるけど、
ベアリング装着時、両方を底付きするまで叩き込むと回転が渋くなる場合がありますので注意してください。
ある程度までいったら回してみてカラーがずれない程度まで
少しずつ叩いていくのが良いかも。
センターカラーの長さと、ベアリングハウジングの加工精度の問題なのかなぁ~

No title

>まつきちさん
たやすく損傷する場所ではないですが
念のため、見ておくという感じですかね。

No title

>ムーミンさん
交換時期ですか?(笑)

No title

なるほど、皆さんからタメになる情報頂いてばかりで感謝です
たまには、こちらからもタメになる情報を提供できれば良いのですが、大抵ダメな情報で(笑)
今度フロントブレーキ鳴き調査の際、ベアリングも見てみよっと

No title

自分の心のベアリングも固着し動きが悪くなっています(汗)

No title

>ebiさん
ベアリングには異常なかったんですけでど
面白そうなのでやってみました。
もう、整備じゃなくて遊びです。
ポコンと外れるのが快感なのでお勧めです(笑)

No title

>isさん
熟成した車体では、各所ゴムパーツがやばいですね。
シール機能がなくなると奥も続けて破壊されるということを気を付けておかねば…

No title

>koroさん
隙間というのはベアリングの鋼球間の隙間のことを言っていたのですね。
自分も普通のモノを買っています
6200 NTN

No title

これはおもしろそう・・・
もういっこのホイールでやってみよう!
あいかわらずわかりやすい写真と説明でありがたいです。

No title

私の所の場合は「放置プレイ」状態の物が多い為(酷い物は数年間)、前後に関係無くシール側が駄目になってます
シールは付いていてもヒダヒダ?の部分だけがボロくなって取れてたりィ~

No title

ふもももさん、はちまるさん
ベアリングは普通の?隙間のだと思います。
C3隙間とかが良かったんですかね?
だから最初は回転が渋かったのかも。。。

No title

>koroさん
異音直ってよかったですね。
ベアリングは予想に反してかなり良い状態でした。
こいつは剣山林道に2度、作戦参加しているパーツですが
損傷なし。
劣化のキモはゴムシールなどの状況で、ベアリングが砂や雨にさらされないかに因る気がしています。
他のホイールも順次チェックしておこうと思います。

No title

>Yさん
けっこう一般的な裏ワザだったのですね。
たしかにサイズさえ選べば他車種でも応用できそうです
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