2006年チョイノリ購入記-01

はちまるが黒K3チョイノリを買ってこのブログを開始する2010年よりも以前、
2006年に自身初のセル付チョイノリを所有していた。
幾人かのチョイノリストさんたちは、ネット上に公開しているその記事を読まれたことがあり知っているようだが、
たぶんほとんどの人は知らないでしょうし、
現在鋭意作成中のチョイノリサイトに自分のチョイノリ履歴を載せていく関係上、ブログに転載しておくと便利なので、これから何回かに分けて記載することにした。
2006年に、8年前のはちまるが書いた記事だ。(若干の改変あり)
字が異常に多いから、読み飛ばしちゃってね(^^!)


 
さて今回はチョイノリのツーリングレポートです。
まず初めにチョイノリを買うことになったきっかけから話しましょう。
そもそも自分は変わったバイク自体に興味があって、国産5万円台のチョー安くてチョーゆるいバイクのチョイノリは発売当初から気になっていたのです。しかししかし…
ネットで情報を見る限り、「安い」「遅い」「壊れる」の見事なまでのユルユル三冠王というインプレばかりで購入を決断できなかった…。
周りにも乗っている人間いなかったし、行きつけのバイク屋にも置いてなかったし。安物買いの銭失いに陥るのもいやだったので、ここは待ちだと、出会うきっかけを待っておりました。
H17年12月頃だったかな?神戸の幹線道路を走っていると店先に色とりどりのチョイノリたちが飾られているショップをハケーーン!!これは何かの運命かと店に吸い寄せられてチョイノリを観察することになります。
スクーターなのにも関わらずスリムなボディ、エンジンがフロアボード下にあり、リアショックがないので後輪付近がスカスカで何もない。そして一つ目オバQのような正面像!なんというかわいらしいデザイン!
スクーターのデブッチョイ車体は嫌いなので、このデザインはgood、軽そうで取り回しもよさそうである。
店主のおっちゃんが話しかけてきた。
「チョイノリ欲しいの??ぜんぜんだめだよーこれは。」
のっけから全否定である…全く売る気が感じられない。やはりそうなのかとチョイがっくし。
このおっちゃんが言うにはスピードが出ない。遅すぎて周りの交通の妨げになる。神戸は坂が多いが、登らず、自分で押さなくてはならないこともアル…
チョイノリの悪口を言わせたら日本一でしょう。次から次に出てきます。そして最後に
「これは体重の軽い女の子用の近所乗りエンジンつき自転車だから、あんただったらホンダのトゥデイにしなさい。もしくはヤマハのレッツかな。」
なーーンモ分かってないねこの人は。自分はスクーターに乗りたいわけではないのだ。
俺はチョイノリがほしいのだ。

まあバイクインプレッションは個人差もあるし、このおっちゃんの個人的意見に違いないと考え、行きつけのバイクショップにセカンドオピニオンを求めに行った…。ところ…。
「だめだよーーあれは。こないだメーカーが15分以上の連続走行はお勧めしないなんて言ってきたんだよー、買ってくれるのはうれしいけどチョイノリはやめときな、君だったらホンダのトゥデイかヤマハの…」
全くおんなじ反応でした…どうやらおっちゃんの診断は正しかったようです。
ここまで言われたら止めるだろうと思っていたんだけども、このとき欲しいが一番にあって、誰かに後押しして欲しかっただけという自らの深層心理に気づいた。
「そうだ誰がなんと言おうと、欲しいものは欲しいーーー!」
今までの調査はなんだったのかという意見は放置プレイの刑にし、早速家に帰ってネットで調べた。
欲しいモノはチョイノリ、セルは付いているものを、色は白か青。壊れ易いらしいから新車で買ってやさしく乗って長持ちさせる。ことにして検索。
(相談したバイクショップ2店舗にはあまりに止められるので買うなんていい出せなかった…(T-T))
いろいろ調べた結果、昔は各色そろっていたチョイノリも売れなくなったのか、今は黒、黄、オレンジの三色のみで、本当の新車で白か青はもう無いことが発覚する。
しかし愛媛のショップがガメていた(方言で取り込んでおいたと言うか…隠し持っていたというような意)新車セルつき白がヤフオクに出ていた!これを競り落とした、っていうか誰も入札しなかった…(ガメていたわけじゃなく売れ残っていた可能性大…かわいそうなやつめ)。
なんとセルなし新車よりも安く買えちゃいました。ヤフオクだから消費税もなし。登録も自分ですることにした。

登録なんてしたことが無かったのだけれど、親切なショップさんで一から教えてくれました。
まずバイクショップから送られてきた譲渡証明書に必要事項を記入して兵庫区役所に持って行きます。
原付登録係窓口のおじさんというかおじいさんに(シルバー雇用?)提出。
「えーーと、この書類しかないの?他にもらわなかった?」
「これだけでいけるって言われたんですけど。」
「うーーん…それじゃあまあいいか、はい。」
登録証が渡され、机の下からナンバーが出てくる。ご丁寧にもナットとボルトが2セットついていた。この間20秒ほど。他に何の書類がいったのか結局分からなかったが早く済んでよかった。

次はその登録証を持って行きつけのバイクショップへ自賠責保険と任意保険の加入をお願いする。結局この時点でチョイノリ購入がばれる。
「あーー買ったの、愛媛から乗って帰るって大丈夫??止まるかもよ。」
えらく心配されてしまった。お宅で買わずにごめんね、でも白の新車はここでしか手に入らないのよと、さりげないフォローをしておく。
 
これでチョイノリに乗る法的手続きは全て終了、あとは取りに行くだけとなった。
構想としては1泊2日で、
、30km/h巡航で10km(20分)毎に休憩をとる(自分のためではなくチョイノリのため)。
、高回転持続すること、また製造されてから今までの数年間オイル交換されていないだろうから、ツーリングの初めの段階でオイル交換をする。
、振動による各部の緩みに対する増し締め用に一通りの工具を持参(車載工具はないとのこと)。
、タンクは3l、燃費は40~50km/lらしいので航続距離は120km位、30km/h巡航なら4時間走れることになる。重量も抑えたかったので予備タンクはなしとした。
、宿泊は野宿も考えたが、テント、銀マット、シュラフといった最低限の装備でもかなりの重量とスペースとなるため、ユースホステルなるものに泊まることにする(初経験)。
、四国でしょう、林道も行っときましょう
、鳴門海峡はフェリーが無く、鳴門海峡大橋、瀬戸大橋は原付走行不可能、しまなみ海道は原付走行可能だが、広島から神戸まで走るとなると大きな産業道路になり、トラックにあおられまくって命がシヌル危険大、やっぱり四国を走りたいので高松→神戸間のジャンボフェリーを使用して本州に渡る。
 
とまあ こんな感じで旅が始まるのでした
 
第一章 松山までの往路
 
金曜日は姫路で仕事があり、終わるのは夜の11時、土曜日早朝出発、新幹線使用でもよかったが、面白い旅をしたかったので、0時半神戸発のジャンボフェリーで高松に行き、そこから電車で松山に向かうことにした

姫路を11時に出発、1時間半以内に神戸に着かなくてはならないため、終了後ランツァ号に飛び乗り姫路バイパス、第二神明、阪神高速を使用してカットブ。11時50分には新港に到着。
家に帰っている暇はないので、ランツァはとりあえずフェリー乗り場に置いておかなくてはならない。カバーをかけて、U字ロック・ワイヤーロック・ディスクロックと三つも施錠して万全の防犯対策。
放置は不安だなー

フェリーには週末を四国の林道で過ごすオフロードライダーたちが5人おられた。
自分はバイクなしのヘルメットのみ乗船。

出航前からビールを飲む。
この開放感がたまらない、高松についてもそこから電車、土曜朝10時半に引き取り予定だし、安心してがぶ飲み、この後チューハイも飲む

 

船の中の様子と讃岐うどん。さすがは香川に向かうフェリーである。立ち食いだが、うどんが食べれる。他にもゲームセンターなどがあり、酩酊状態で食ったり飲んだりゲームしたりと満喫し、午前2時ごろ就寝。
4時半頃高松港に到着、聞きなれたジャンボフェリーの曲が大音響で流れ、乗客をたたき起こす。
まだ真っ暗である。港からJRまでは無料バスが出ていてこれに乗って約10分ほどで駅に着く
始発の松山行きは5時17分である。その間コンビニで時間をつぶす

真っ暗な高松駅、キオスクも開いていません。7番ホームの電車、右側は瀬戸大橋を渡る本州行きマリンライナー、きれいです、かっちょいいです。

一方自分の乗る松山行きは左の車両。これ電車でなくてディーゼル車…イヤーーー
揺れるのはイヤーー!!
実はワタクシ乗り物酔いがひどいのです(自分が運転する分はなんともないのですけどね)。
思ったとおり出発してからすぐに気分不良、寝不足なのに気持ち悪くて寝れません。
早く着けーーと2時間45分後やっとのことで到着、朝の八時明るくなっています。

受け渡しは10時半なので2時間半あります。
松山観光したいので道後温泉での受け渡しを頼んでいたので温泉に向かいましょう。市電に乗ります。

しかし乗り物酔いがひどくて道後温泉までもたず、二駅ほど手前で降りる羽目になりました
ぎもぢわりーーーよーーー
なさけなか…道後温泉まで2km歩きました

 

道後温泉は観光客たちでいっぱいでした
この日は快晴で観光日和です。坊ちゃん電車とからくり時計です。

山名物の一六たるとを模したキャラクターグッズを購入。帰りの荷物になるので大きいものは買えません。
携帯ストラップとシールを買いました。
ちなみにこのキャラクターの名前がわかりません。どこにも書いていなかった。

そして道後温泉で一風呂あびて、休憩室でやっと落ち着くことが出来ました。コンビニおにぎりで朝食を済ませて道後温泉駅でチョイノリの到着を待ちます。
 
つづく


8年前のはちまるはおなかがすっきりしていますね(笑)
 

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非公開コメント

No title

>ムーミンさん
若いころには何でもいいから動いて楽しんでいろいろチャレンジしておくべきですね~
って10年後も言ってそうだから、今も楽しんどこう!

No title

ナンバーが時代を感じますな(^^;)

今は全く変わってますからね(笑)

この時分何処で何してて、何に乗ってたかなぁ……(遠目)

No title

>まつきちさん
みなさんハナから冒険しますなあ
まつきちさんも出会いの購入旅を記事にしてみては?
興味あります(^^)

No title

私もチョイノリ欲しくなって、中古車探しにスズキショップに行きましたが、同様に説教くらいました(゜∀゜)人(゜∀゜)ナカーマ
結局、吹田市で買ったお店からイキナリ50km走り家に帰ったのですが、こちらの話しも壮大なスケールだ!

No title

いきなりの昔ばなし、ややこしくてすみません。
チョイノリ記事はこのブログにまとめたかったもので。
懐かしい記事です(^^)

No title

1台が2台、2台が3台、3台が・・・ 多頭飼いバンザイ~\(^o^)/
そうじゃナイってwww
一瞬増車かと思いました!
失礼しました
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Author:はちまる隊長
バイクあそびの達人(自称)
CCJの大将してます
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