雪だるま作戦2015③
雪だるま作戦が気になって気になって仕事が手につかず。
こんなことなら来年は俺も行くぜー と思い始めた?アツい雪チョイノリストたちのために、
作戦終了後1日ですべての記事を書き上げる俺、再登場。
目的地である白川郷(世界遺産)民俗資料館に到着したので、帰路を走る。
雪の量は申し分なく、チェーンはうなりをあげて活躍しているが、
時折出てくるトンネル内は当然ながら雪はなく、通常舗装路を走ることになる。
振動が心配されたが、それほどではなく。速度も結構出せるなあと35km/h出したりしていたところ、
急にリアからガンガンガンッと強烈な音が聞こえてきた。停車して調べてみると
チェーンが切れた!!!!
舗装路の走行でチェーンが切れる危険性は重々承知していたので、
これまでもたまにチェーンのチェックをしていた。
特に後輪のチェーンに表面の削れがあったのだが、まさか切れるとは…
切れたチェーンが遠心力で暴れてエンジンやフェンダーにぶち当たるため、このチェーンはホイールの内側にまとめて針金で固定した。
有効チェーンの本数が減り、タイヤ外周の一部でチェーンなし区間が出たため、時折滑るようになったが転倒するようなこともなく走れた。
こういうトラブルに対応するため、針金は必須装備であることをここで強調しておきたい。
行きに比べて帰りは午後遅くなってきたため、寒さも雪の量もひどくなってきている。
早くキャンプ場に着かねばやばい。
急いでいると後方でリョウキチが転倒した。
先の動画でやらせ転倒をしていた彼だが、今回は本気の転倒。
彼が本気の転倒するのは珍しいことだ。
転倒後も写真撮影に来るのを寝て待つリョウキチと落ち着いて撮影に勤しむK原隊員(笑)
この転倒でリョウキチ機体のフロントカウルが割れた。
チェーン付けていても万能ではないから、要所要所では両足をサイドに出して補助輪代わりに転倒に備える走法を取り入れていくことにした。
時間が遅くなってくるとどんどん寒くなってくる。
雪も降り続けており、突風で視界がホワイトアウトしちゃうような天候になり、かなりやばい。
ここから到着まで写真がないのだが、
スキー客の帰宅渋滞に巻き込まれ、渋滞の脇を新雪を蹴散らせながらすり抜けていくという荒業を駆使しつつ先に進み、途中で翌日勤務のあるK原さんが離脱。
残り4人でさらに進み、周囲が真っ暗になった夜にやっとのことでキャンプ地に到着した。
まさにギリギリの冒険旅。成功おめでとうto俺たち。
キャンプ場で急いでタープを張り、宴会開始。
KSKさんが土鍋と4人分の食材をもってきてくれていたので、かなり快適な宴会になった。
前日飲みすぎて二日酔いだったので、この日は酒はセーブして食いまくった。
雪の中、寒さ、屋外、
こんな中で食べるナベはうまいにきまっとる!
外はしんしんと雪が降っている。
このキャンプ場にはコテージもあり、温かい室内で過ごすブルジョワ階級をうらやましく眺めながら、
寒さに耐えつつ鍋を食うチョイノリ階級(笑)
楽しいからやってんのだが、いつかみんなでコテージ借り切っての宴会もしてみたいなあ。
さんざん食って、いろいろ話して楽しい宴会だった。
夜遅くにルーフテントにもぐりこむ。
そして翌朝。
雪はまだ降っている。
姫路じゃあかなり珍しく、ぜってー積もらない雪がこんなに…贅沢だ。すごいなあ。
昨日切れたチェーンをチェック。
赤丸のように切れたチェーンを針金で内側にまとめている
チェーンが切れてフリーになっている部位が伸びていって赤矢印のようにずれ、チェーンなし区間が広がっている。
これでもそこそこ走れて一回も転倒しなかったのはスノータイヤだったおかげか、それともはちまるの腕か…?
いずれチェーンの削れを検証して、三機体のうち、なぜはちまる機体だけ切れたのか考察していきたい。
タープの中にはまたあのミノムシがいる。
まだ寝ているようだ。
キャンプ場とはいえ、屋根もないし壁もない。
完全な雪上キャンプだ。
キャンプ場はトイレや自販機、ゴミ捨て場の完備されているので空き地野営に比べると快適だね。
一人一人起きだしてきて、朝食を作る。
相談した結果、本日自走で家まで帰るまつきちさんの体力も考慮して、今日はチョイノリ走行はせず
温泉入って帰ることにした。
今回は被り物を準備するのを忘れていたが、
KSKさんがしっかり自作してきていた(驚愕)。
その名も「リアル・モノタロウ」
わかる人にはわかるキャラクター。両手はスパナを表している(笑)