剣山林道走破作戦2015-2
林道走行を開始しても、最初は舗装路でしかも登りだからあんまり面白くない。
この時点で今年も88機体のパワー不足が顕著に表れて登りが激オソい。
何度か登ってくるのを待ったりしながら先に進んでいく。
自分は登坂能力を高めるためにギア比を純正に近づけていたが、
12T-29Tのムーミン機体がガンガン上がっていくので、
ハイギアにしていてもCVT機構が働いてローギアにも対応できるようで、
結局ギア比をあれこれいじくるよりもエンジンの整備状況、これが一番登攀性能に関わっているようだ。
旅の経路には舗装の下りもあることだし、ある程度のハイギアが正解だと判断される。
昔はここに至るまでも未舗装路があったんだけど、どんどん舗装化されてきている。
下りになると88さんが最速だ。一気に全員を抜いて楽しそうに走っていく。
はちまるも自身のできる範囲で速度を出しオフロード走行を満喫する。
快適に下りを飛ばしながら走行していると、後ろで…
はしゃぎすぎたのか(笑)
走行には問題ない。
ムーミンさんは登りも下りもコースをしっかりとりつつゆっくりゆっくり走行している。
それに比べ88さんもはちまるも、下りは重力とエンジンパワーを最大限に利用してエンジンガードに岩をガンガンヒットさせながら走る。
koroさんはその中間くらい。
なのでムーミンさんの機体は傷はほとんどなかった。
去年は4台ともエンジンガードがボロボロになっていたのだが。
これは下りを攻める走り方によるということが良く分かった。
丁寧に走れば損傷は防げる…がのろのろ石をよけて走るのは自分にはストレスフルだろう。
やっぱりある程度は攻めたほうが楽しいと思う。
木沢村まで来た。
ここから国道に出て、次の林道入り口に移動、さらに先に進む
去年と同様、今年も開いていた。
いつも開いているわけではないので朝食を食べてきてしまっていたが、
こんなことならここで食べても良かったな。
さらに先に進む
パワー不足はともかく、前機体損傷なく補修することもなく無事に走行できている。
さらに先に進むと通行止めの柵が出てきた。
非力なチョイノリだが、こういうところは
4人で力を合わせれば難なく通過できる。
チョイノリだけが走行を許される自分たちだけの空間。
しかーーし
道が崩落していた。
写真ではなかなか伝わりずらいのが残念だが10mくらい道がない。
ハシゴとか木を渡して先に…なんて思うのは写真しか見ていないから。
現地に行くとそれどころではない尋常ならざる危険地帯なのだ。もし落ちたら絶対怪我するし死ぬるかも。
少し対策を考えたが、まず無理。引き返すことにする。
剣山林道には脇に舗装のエスケープ道があり、それを利用してこの先の林道へ入ることもできる。
その道を使って先へ行こう。