剣山林道走破作戦2015-3
剣山林道の脇を走るエスケープ用舗装路へ向かうべく、いったん引き返して国道まで出る。
そこから南下して道を探る
88機体は相変わらず非力この上なく
足こぎなど多用しつつ進んでいく。
骨でもしゃぶるかい?
よし、これから林道戦闘再開だぜ!
…と、そのタイミングでムーミンさんから、
ガソリンがなくなった、しかもリザーブタンクにしていたからタンクは完全空っぽになっていて、予備ガソリンの1Lを入れてしまった。
と報告あり。
なに~!!
出発時にガソリン満タンではなかったとのことで、そりゃあまあカラになりますわね。
ゴール地点まではここから約45kmすこし、チョイノリの林道燃費を30として1.5Lくらい必要になる。
みんな1Lづつ予備ガソリンをもってきているが、全員が完全走破するには足りないだろう。
崩落を想定してもっとガソリンを持ってきたらよかった、残念だが仕方がない。
このまま引き返すのもバカらしいので、
林道を先に進んで次のエスケープ道で林道走行終了して舗装路に復帰することにした。
周囲何十kmもガソリンスタンドなどないので、切れたら地獄。
いつまでたっても次のエスケープロードまで出ないのでやきもきする。
そうこうしているとムーミンさんの予備ガソリンも切れてガス欠ストップ。
仕方がない、彼はここに置いていこう…また来年拾いに来るからね…
というのも面白かったかもしれないが、雨も降ってきているしそういうわけにはいかない。
はちまるの予備ガソリンを半分分けて入れ、さらに先へ。
やっと舗装路エスケープロードが出てきたので、そこから林道脱出し下山していった。
しばらく走ると、今度は88機体がガス欠になった。
残る燃料は全員分合わせて3L弱しかない。
これを一台か二台にまとめて入れてガソリン買ってきてもらうという作戦も考えたが、
幸いにもここで携帯電話の電波が届いた。
ネットで調べると何とかたどりつけそうな場所にガソリンスタンドを発見。
ガソリンは均等に割り振って出発した。
助かった。
この時点で林道からかなり離れてしまったので、去年の宿泊場所まで行こうとすれば暗くなってしまう。
仕方がないが完全走破はあきらめてベースキャンプに戻ることにした。
国道から木沢村へ行き、ベースキャンプ方向へ林道を逆に走行していく。
各人、自分のペースで走っていると
ムーミンさんが止まっていた
この車体はチョイノリ純正ではなく他車種のハンドルが付けてある。
折れたのは溶接部分ではなくハンドルを構成する板状部分が破断していた。
さすがにこれでは走れませんね。
仕方がない、彼はここに置いていこう…また来年迎えに来るから…
というわけにもいかない。
二人乗りできるような車体ではないからねぇ、ベースキャンプまで戻って車で救出することにしよか。