巡礼演習 チョイノリ・リムパック
もう巡礼まで10日余りとなった。
はちまる機体は整備を終えたが、
荷物積載はもちろん、携帯電話の設置具合、充電機構の性能評価、
GPS及び携帯ナビの駆動確認、走行中のデジカメ配置、登攀能力検証、平均時速の目安確認…
実際に運用してみないとわからないことも多いので、本日、模擬巡礼走行訓練をすることにした。
ガソリン満タンで14:34出発、走行距離計6953km。
巡礼と同じく、姫路の北部へ走行し、国道372号線を東へ進む。
六甲山の北側を京都へ抜ける道だ。
この日は快晴で車も少なく走りやすい。
チョイノリは平地45km/h+αで巡航している。調子は良さそうだ。
スマホカバーを改造した携帯電話台はしっかり固定されていて、
走行中の操作も問題ない。信号待ちで進行状況をブログコメント記載することも可能だ。
GPS MAP60Csもしっかり動いている。
巡礼に向けて、ヘッドライトを30Wから純正の15Wに戻した。
夜間走行にはデメリットだろうが、そのおかげで携帯電話の充電がよくなった。
MAPアプリを起動させた状態で、音楽聞いたり、映画流したり、
複数のアプリを駆動させても充電レベルが上がって100%に達する。
野営などでコンセントを利用できない環境が長時間続くのだが、
チョイノリからの充電だけでやっていけそうだ。
もちろんGPS MAP60Csもチョイノリの電源で駆動している。
デジカメはすぐに取り出せるようにフロントかごのタオルの中に入れていた。
これで信号待ちなどにささっと出して撮影したり
走行中に撮影したりできる。
しかしながら、あまりの振動のために収納していたデジカメがタオルの隙間から路上に落下!
デジカメの液晶にひびが入り、函体も凹んでしまった。
このデジカメはボロい整備時撮影用のものなので、さらにボロになろうと気にならない。
動けばいいんだ動けば。
とりあえず、デジカメは腰から下げた小物入れポーチに収納することにした。
走行中でも取り出しやすいようにポーチは左腰に装着。
(走行中、アクセル握っている右手は余裕がないため。)
経路上に何度か急な坂があり、
近隣で一番の難所と思われる篠山市入口の坂を上る。
最低14km/hまで低下するが止まることなく頂上まで登れた。
この坂が上れたら鈴鹿山脈も大丈夫だろう。
大型バイクが走り去っていく。
同じバイクツーリングでも旅の楽しみ方が全然違うなあ。
ここで走行距離は49km 時間は15:59なので1時間25分かかったことになり、平均速度は34.6km/hだ。
それでは引き返すとしよう。
姫路からここまで、緩やかに登りを走ってきているので、帰りは下りがメインになる。
急坂の下りでチョイノリの本気を体感しつつ走る。
午後4時を過ぎて、もう肌寒くなってきた。
半袖で走っているのが寒く感じる。ウインドブレーカー1枚はおるくらいが快適だろう。
姫路まで帰宅。
行き帰りともに同じ道を利用したので、帰りも49km、時間は17:14なので1時間15分かかったことになり
平均時速は39.2km/hになった。やはり下りは早い。
往復では(98km/2h 40min)で平均速度は36.75km/h
この記録はほとんど信号のない田舎道で、ほとんど休憩を取らなかった場合のものなので、
巡礼当日は30km/h程度になるのではないかと思う。
姫路→渚園を360kmとすると12時間でいける!…うまくいけば、だが。。。
1時間余裕を持って早朝4時出発で午後5時到着を目指す。
車体は問題なく快適に走ってくれた。
当日も不具合なく頑張ってほしい、もしトラぶっても修復に費やせる時間は1時間あるかないか、きびしいねえ。
みなさんはもっと余裕をもった旅にしてね。
荷物の荷崩れもなかった。
車体がだいぶ重くなったが、坂道登攀能力もまずまずで止まることはなく
巡礼に耐えれそうだ。
燃費は98km/1.75L=56km/L
100km毎くらいでガソリン補給をしよう。
今回の演習で一点気がついたのは、寒いということ。
夏だ夏だと思っていたら、もう秋になっているので要注意。
夜間走行をする予定の人はシャツ+カッパだけでは寒いように思う。
荷物積載に制限がある中、難しいかもしれないがパーカー程度の防寒装備を積んでおく方がよいだろう。
時間の余裕がある人はもうそろそろ演習しておこう。
ではまた。