聖地巡礼作戦2015 そして伝説へ 1
チョイノリで超長距離を走るという、まったくどうかしている聖地巡礼旅だが、
今年も無事に開催することができた。
先日、最後まで自走していた仲間が無事帰着し、作戦が完全に終了したところで、
ぼちぼち記事を書いていこうと思う。
自分は9月21日、渚園キャンプ場での前泊当日の早朝、っていうか深夜に出発した。
全く宿泊なく全線走りきるのは初めての経験なのだが、もう巡礼旅も5回目だし、
道にもなれてチョイノリのトラブル対応にもそれなりに自信があるので強行した。
9月20日は夜の7時くらいに娘たちとともに早寝。
途中、意識が戻りかけたまどろみがあるも、なんとか起きずに眠ることができ、
AM3:30の目覚ましで起きる。
よし、出発だ。
服を着替えてガレージへ。
出発が深夜のため見送りがなかったが、紙が置いてあった。
えーーっと…
はいはい。
なるほど。
よく高速道路で
「おみやげは、無事故でいいのよお父さん」というスローガンを見かけるが、
今まで実際聞いたことはない(爆)。
まあかなり自由にさせてもらっているので、お土産くらい買おう、いや買わせてもらいます。
いいものね、はいはい。
外はまだ真っ暗。
完全に夜です。
夏だ夏だと思っていたら9月下旬の夜は冬だった。さっむー、なんじゃこれ。
かなり寒いので裏起毛のパーカーにカッパまで着こむ。持っている衣類を全部装着した状態なのだが、
これでも若干寒かった。
チョイノリのガソリンは満タン。調子もバッチリオッケー。
意気揚々と出発する。
国道372号線を東へ走っていく。もう何度も走っている勝手知ったる道だが、この時間に走るのは初めて。
全然車がいない。そして信号ほとんどない…
爆走である。
フルスロットルそのままでノンブレーキでバリバリに進行。
夜の田舎道。すげえ。
順調に進んでいると徐々に朝日が昇ってきた。
いちいち降りて撮影するのが面倒なので、走行しながら左手で写真を撮る。
どうしてもピンボケの写真しか撮れなかった。
この時間になるとちらほら車が出てくるが、それでもすいているので走りやすい。
写真じゃあ朝焼けの空が撮れないので動画にしてみた。
こんな感じで372号線から9号線に入り、
京都で1号線に乗り換えて大津まで、
120kmばかり走ったところで給油。
これで1/3走ったことになる。愛機はトラブル一切なし。
すげえぜ俺の整備。
1号線を西へ進む
温かくなってきた
三重県四日市に到着、ここで国道25号線を経由して23号線に乗り換える。
信号や車の多い1号線を避けて、ほぼバイパスのような道を西へ激走。
順調すぎる、速過ぎる。
ここで休息を入れることにした。
ここまで
休憩なし240km/6.5時間 平均速度36.9km/h
あと120kmほど
あと120kmほど
深夜3時半から走っていると腹もへる。
まだお昼には早い時間なので店はがらすき、ラーメンを食う。
掲示板をみると、もうキャンプ場についている人たちがいる様子。
その一方で少佐のトレーラーのステーがぶち折れたとの情報あり
心配する前に、とりあえず5分ほど笑っておく。こういうネタを見ながらのメシうま。
まあ、少佐のことだ、ほっといてもなんとかするだろう。
現有戦力をもって持ち場を死守し
武人の責務を全うされよ
検討を祈る!
武人の責務を全うされよ
検討を祈る!
とコメントを入れておいた。
さて出発しよう、23号線をさらに進んでいくと、どんどん高速道路のようなバイパス道になっていく。
休憩できるスペースもほとんどないが道の駅「にしお岡の山」というところがあったので、
そこに入ることにした。
あと80kmほど、時間は12時過ぎ。
今年は選択した道がよすぎた、また時間帯もよかった、全然速いペースで時間が余っている。
走り続けて眠たくなってきたし、
後続のkoroさんが追い付いてくるまで少々昼寝でもしようか。
大型連休のため道の駅は家族連れでごった返している。
人目のつくところでは眠れないので、あまり人が来なさそうなゴミ捨て場の奥にベンチを移動させて
ここで横になってみた。
真昼間の屋外でごろ寝なんて、ムーミンさんじゃあるまいし、できるかな、
なんて思いながら横になったらいつのまにか寝てた。
電話が鳴って起きたら2時。。。
えーーー1時間以上も寝てたの?おれ。
掲示板を見てみるとkoroさんはフェリーでワープしているという。
昼寝の間に追い抜かされるなんてリアルうさぎと亀の昔話じゃないか。
これこれ そこ、はちまるの方が亀っぽいとか言わないように。
チョイノリに乗って再出発。
途中、やっくんさんに追い付き並走して渚園まで走った
こうして順調に現着しましたとさ
つづく。