タイヤ パンク修理
夕食を外食で済まそうと出かけたところ、
チョイノリの速度が全然でない。
35km/hまで、もたもた。
なにか抵抗がありそうなこの感覚、
はいはい、パンクじゃない?これ。
確認すると、リアタイヤが空気圧なくへしゃがっている
出先は数キロ先だったので、このままのタイヤ状態で家まで帰った。
確認すると
刺さってますね~
巡礼時にパンクしてまだ数日なのに、またパンクだよ。
巡礼ではチョイサンタさんもパンクしたようだし、この機会に誰にでも起こりえるパンクについて
修理方法を記事にしようと思う。
パンクをするのはほとんど後輪なんだけど、
これがなぜかというと、前輪で踏んだ金属棒が跳ねて立ち、
立ったところに後輪が通りかかって踏み抜く…らしい。
いままで何度もパンクを経験しているが、全部後輪だった。
パンク修理するにはこの金属棒をまず抜かないといけない。
ただ、抜くと、ある程度残っていた空気が全部抜けて走行不可能になってしまうので、
ちゃんとパンク修理できる場所まで行くか、
自分でできないならガソスタやバイクショップでパンク修理依頼するまでは抜かずにおいたほうが良いと思う。
ながっ!(驚愕)
どこまでも金属棒が出てくるのでビビった。
抜けた~ 何とも長い金属棒。
ここで注意するのは抜いた後、穴の位置を見失わないように!
今回の金属棒は太かったので問題なく見えるが、小さい穴だと見失うことがある。
抜いた棒を軽く差し込んで目印にしておいても良い。
黄色いべっこう色の道具が、分解して小さくまとまるので気に入っている。
いらないところを少し切って、車載道具袋に収納可能なサイズまで切り詰めてある。
あとパンク穴に差し込むプラグ(銀色シートにくるまれているヤツ)と
エコ・セメント(揮発性接着剤)だ
先の尖った棒の所は、前後差し替えることでプラグ差し込み棒にもなる。
まず、この尖った棒にエコセメントを塗って
ここでひるんではいけない。
穴が大きくなってしまうことに躊躇するかもしれないが、いずれ差し込むプラグが入るように、穴の大きさは確保しないといけない。
最後まで差し込んでグリグリ回して穴を形成する、しっかりと。
エコセメントを塗るのが正しいやりかたなのだが、
このエコセメント、一度開けてしまうとふたを閉めていても徐々に蒸発してなくなってしまう。
いざパンク修理しよう!と開けたら空になっていることが多いので、新品のまま携帯するようにしよう。
そして、不幸にもなくなっていた場合は、実はなくてもパンク修理は可能だったりするので
接着剤なしで作業を進めよう。
先端を差し込み棒の方に変える。
先端はよく見ると分離している、恐ろしく平坦なCの文字のような形状だ。
プラグにエコセメント(接着成分)を塗る。
プラグにはネチャネチャ成分が付いているので、不幸にもエコセメントが無いときは無しで修理を進めよう。
そして
ここがパンク修理の難関。
かなり力がいる、なかなか刺さりきらないので女性には難しいのではないだろうか。
中途半端で抜くとプラグも一緒に抜けるので、刺す針の膨らんでいる部分がしっかりタイヤ内に入り込むまで
確実に刺す。
パンクで空気が抜けているとタイヤがへしゃがリ、棒がホイールに当たってしまうことがあるが、
その時は上下に傾けてでも最後まで刺す。
えぐりこむように刺すべし刺すべし刺すべし
しっかりさせたら抜く。
プラグが針の先の分離部を通ってリリースされるのだ。
ここは引きちぎることは不可能。刃物でないと切り取れない。
ハサミやカッターなどがいる。
はちまるはキーホルダーにしているレザーマン・マルチツールで切っている。
これで永久修理完了なので、このままタイヤの寿命まで使えるよ。
慣れると簡単だが、
パンクなんてなかなか遭遇しないので、初めての修理が出先での緊急修理になって焦ることが多い。
用具と修理方法について頭に入れておいて、
もしすり減って捨てる前のタイヤがある様なら、事前練習しておくことを勧める。
1、空気入れ
小さいほうが良いが、小さすぎるとポンピングの回数が増えてしんどい。
はちまるのはラフ&ロードのやつだが、空気入れながら空気圧が表示されるので非常に便利だ。
パワーデジタルポンプという商品、最近のモノはモデルチェンジしているみたいだ。
2、エクステンションチューブ(直線&L型)
これがあると空気入れがだいぶ楽になる。はちまる的には必須用具。
3、エコ・セメント
一度開けると徐々になくなっていくので、次のパンク修理時に空になっていることが多い。
はちまるは新品を携帯するようにしている。(なくてもパンク修理はできる)
4、ブッ刺し道具
名前を知らない。携帯性が良くなるように分解して棒になるやつを選択した。
切り詰めて短くし車載工具袋に収納している。もう10年以上使っているが壊れないタフガイ。
5、プラグ
いろんな商品があるので、いろいろ試して見られたらよいだろうが、
はちまるはこの平たい棒のタイプを使用している。
正式名称は「パワーバルカシール」というそうだ。
プラグとエコセメントがセットになった補充キットがあるので、
なくなったら追加で買っている。
6、レザーマンのウィングマン(マルチツール)
異物抜くプライヤー、最後に切り取るハサミとして利用している。
キーホルダーにして毎日持ち歩いているので便利だ。
チョイノリストにはプロのバイク屋さんもいるので、
はちまるがネットで聞きかじって実践しているこの修理法には
あかんやろ!という突込みあるかもしれません
なにか修正必要なら教えてくださいませ。(^^)
パンクしたとき、自分で修理しちゃって旅が続けられるのと、
へしゃがったタイヤで修理屋を探してさまよったり、押し歩きしたりするのとでは雲泥の差がでるので
是非習得しておいてほしいと思う。
注入タイプの緊急修理剤は使用したことがない、
だれか使用感おせーて。