聖地巡礼作戦2018新たなる旅立ちへの序曲01
聖地巡礼作戦2018は大盛況のうちに終わりました。
まだ、超遠方のゆみおきさんが北海道へ向かうフェリー内でしょうが、
長旅の合間の楽しみに、巡礼記事を読んでもらえれば とも思い、
本日より作戦詳報記事を書いていくことにします。
H30年9月15日。
正午に姫路を出発する。
連絡掲示板ではすでに午前中から現地に到着した
チョイサンタ先遣隊隊長が常設タープをバッチリ確保しているらしい。
土曜日は雨模様なので、これは非常にありがたかった。
出発後、ふと携帯電話をみると、
なんとガチャピン君にトラブルがあった様子。
鈴鹿峠を越えてから下りで転倒し、そのままエンジンがかからないとのこと。
電話して状況を聞くと、ガス欠やコックの不調ではないことはわかったが、
工具を何も持ってきていない彼に、遠隔操作でこれ以上の原因検索をさせるのは不可能であり、
急遽、自分が救援に赴くことにした。
アルファードに乗り込み、三重県まで走る。
亀山インターを降りてしばらく行くと、コンビニにガチャピン君がいた。
その後一切エンジンがかからないとのこと。
心配した体の状況だが、けがはなく元気で、
車体はカウルの割れもなくブレーキレバーに土や草が引っかかっている程度。
しかしよく見ると
セルやキックでエンジンをかけようと試みるがうんともすんとも。
初爆さえ確認できない。
何だろう。ガソリンはあるしねえ。
すぐに整備にかかる
燃料の出を確認すると問題なく流出してくる。
キャブレターのドレンボルト緩めるとガソリンが出てくる。
エアスクリュもアイドルスクリュも問題なし。
キャブ・混合気は問題なさそうだ。
点火系?
そう考えてプラグを外してキックしてみると
…
火花が出ん!
エンジンがかからない原因は点火不良だとわかった。
しかし、なぜスパークしないかがわからない。
各所 接続を確認し、念のために内張りを外してキーシリンダーとコネクタを確認するも問題がない。
ムムム…
あとはジェネレーターやフライホイールの内部を確認しないといけないのだが、
プーラーをもってきていないので、そこまでの重整備は不可能。
不本意だ~
車載工具で直せないなんて、
まさかの修理撤退である。ちくしょう。
ガチャピン君と相談し、クロちゃんを無理やり呼び出すことも考えたが、さすがに仕事中に呼び出すのも申し訳ないので、はちまる機体を彼に貸して旅を続けてもらい、ガチャピン君機体はアルファードで引き上げることにした。
今回、はちまるはチョイノリなしで巡礼を行うこととした。
ガチャピン君の自走旅が継続できるだけでもヨシとしよう。
修理などで時間が遅れたが、前泊野営には間に合いそう。
車を走らせて渚園に向かった。