車載工具のすゝめ
チョイノリには車載工具がない、、、
おおよそすべての国産バイクにはそれ相応の車載工具が標準で装備されていようものなのに、壊れ易いと評判のチョイノリが積んでいないなんて、困ったものです。
これもパーツ点数削減、原価節約のための処置でしょうが、ないならないでいいや…なんてほったらかしていると、トラブルが起こった時にボルトの一つも締めれず、困ります。
なので、個人個人で車載工具を積んでおくべきですが、どういった工具がよいのか
とりあえずはちまるの車載工具を紹介しておきましょう。
車載工具はなるべく小さく・少なくが基本です、整備しやすさを突き詰めれば、そりゃあフルセットを持っていく方がよいのは当たり前ですが、積載スペースの問題や重量増にならないよう、よく考えて吟味しましょう。
はちまるは、写真のような工具を積んでいます。下のAuLosという袋は中学時代のタテ笛の袋で、ちょうどよい大きさなので、工具はこれに収納しています。
工具は左から
1、14mmのメガネ・スパナのコンビネーションレンチ
2、10mm 12mmのスパナ
3、ソケット (8mm、10mm、12mm、ビットアダプター)
4、ビット (プラス・マイナス・4mm六角・5mm六角)
5、ヘッドライト
6、ラチェット と エクステンションバー
7、プライヤー
8、プラグレンチ
9、プラス・マイナス ドライバー
以上の17点。
これで、ほとんどの作業が可能です。
これらの工具を選択した理由としては、
フロアボードの取り外しにはソケットレンチが絶対不可欠であること
マフラーの脱着には六角ビットが必要なこと、
ミラーの調整には14mmメガネではなく14mmスパナが必要になること。
前後のアクスルシャフトは14mm 12mmの2サイズのレンチが必要になることなどなど…
いろいろ考えてこのセットになりました。
大事なのはヘッドライト。これは是非積んでおいてもらいたい。
夜間作業を想定しているわけではなくて、フロアボードを外さずにキャブのスクリュを調整する時、
すごく小さい隙間から真っ暗な空間へドライバーを入れていって、+-の溝に嵌めこまなくてはならないので、ライトがいるのです
黄色丸のボルトを見るために赤丸方向からライトを当てて作業するわけです。
ないと、暗闇でやみくもにドライバーを差し込んで回すことになります。まず溝にはめることができませんので、フロアボードを外すことに…
あと、こんなものも積んでおくと便利