ベスパPX125euro3 オイル漏れ部位の特定01
レッドバロンに電話して
オイルが漏れていることを伝え、一度見てもらうことにした。
しかし、ベスパに乗って行っても、
預けることになると帰りのアシがない。
ハイエースにベスパを載っけていく方法もあるのだけど
モノコックボディのバイクだから、タイダウンベルトで固定したくないし、
乗せおろしでバイクを倒したら金属ボディが凹んで悲惨な目に合うので、
車載は避けたい
そこで、ツマーに車でついてきてもらって帰りは乗せてもらうのがいいと判断するが、
ついてきてもらえる日程がしばらく取れないので、
とりあえずオイル漏れの部位を特定しとこうと思った。
一滴垂れただけのように見えるが、そうではない。
サイドスタンドで傾けていたので、漏れたオイルはエンジンを伝ってタイヤに垂れ、
リアタイヤの下に溜まっていた。
やはり漏れている。
エンジン側を露出させるべく、まずはサイドカバーを外そう。
赤丸のレバーを回してロック解除し、サイドカバーをとる。
さすればエンジンが出てきました。
ベスパ50Sと似たような構造だな。ジェネレーターフライホイールが見える。
フライホイールのカバーを取っていく。
4か所のプラスねじを外していくが、
1はアース線が、
3はギアチェンジシフトボックスのカバーが、
4はシフトワイヤーガイドが共締めされていることに注意。
全部はずせたらフライホイールのカバーが外せる
外せた。
次に、エンジンヘッド部分のカバーを外していく。
まずは赤丸の排ガス誘導管の固定を外して
排ガスボックスの右側ねじを外す。
これは電装クランプと共締めされていることに注意。
左側ねじはキャブレターボックスに締め付けられているので、これも外す。
これで排気ガス誘導管がずらせるようになった。
ヘッドに固定している11mmボルトを外し、
点火プラグカバーを外してコードを取り払うと。
エンジンカバーが外れた。
これでエンジン周辺がよく見えるようになったぞ。
元をたどろうとするが、エンジンがオイルまみれでどこから来たオイルか全然分からない。
ヘッドまでドロドロになっている。
これらは圧縮漏れとか排気ガス漏れのような黒いオイルなんだが、
床に垂れていたのは青くきれいな2STオイルだったので、
これらの黒いオイル付着は関係ないのかもしれない。
とりあえずオイルをパーツクリーナーでしっかり洗浄しておいた。
つづく~